出版社内容情報
古谷 俊一[フルヤ シュンイチ]
著・文・その他
内容説明
企画・設計のアイディア。
目次
1 内と外の関係をつくる(内と外をつなぐ;緩やかに囲む;まちにひらく)
2 活動を誘発する(居場所をつくる;人と場所との関係をつくる;人を引き込む)
3 建築化する(室内環境を整える;建築エレメントになる;まちに根付く仕組みをつくる)
著者等紹介
古谷俊一[フルヤシュンイチ]
1974年東京都生まれ。1997年明治大学理工学部建築学科卒業、2000年早稲田大学理工学研究科建築専攻石山修武研究室修了。ID´EE、都市デザインシステム(現UDS)を経て、2009年古谷デザイン建築設計事務所設立。2022年みどりの空間工作所設立。2020年~京都芸術大学客員教授、2021年~共立女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カエル子
3
この中で紹介されている「笑門の家」に暮らす友人からえてもらった一冊。添え物としてみどりを置くのではなくて、みどりと共に空間をつくることの素晴らしさを伝えてくれる癒やしの本でした。溝の口の商業施設ならすぐにでも見に行けそうだなー。奈良のお宿は果てしなく魅力的。泊まりに行きたいぞー。泰山館に空室が出たら引っ越そう! ラ コリーナ近江八幡と名護市庁舎もいつか見に行きたい。植物も絵入りでたくさん紹介されていて勉強になりました。みどりがいっぱいの空間を想像しながらパラパラと読むだけでホント癒やされた。2023/06/03
kaz
2
ちょっと間違えると緑に負けてしまう可能性もあるように思うが、調和がとれると本当に気持ちが良さそう。図書館の内容紹介は『たてものの中にどうみどりを取り込むか。たてものを外のみどりとどうつなぐか。こうしたテーマに長年取り組んできた建築家・古谷俊一の理論と方法を全面的に明かす空間緑化の図入り事典。テーマ別植物図鑑も収録』。 2023/04/07
takao
1
ふむ2023/02/12
ponnnakano
0
生き生きとしたスケッチと写真で読んでいてワクワクする。圧倒的にみどりが多い。そのみどりで境界を曖昧にする、はみ出したり逆に入り込んできたりするようにしていくといいんだろうけど難しい。管理のことも考えてリアルとフェイクを混ぜて使うのは、原理主義的でなく現代的で建築主にも受け入れられやすい気がする。ジブリ作品についてのコラムでの「ラグジュアリーの民主化」という視点もとても面白くてかつ重要と思う。設計者は常に意識してほしい。実例の中には行けそうな距離感のものもあったので、いい季節にちょっと訪れて体感してみたい。2025/01/26