出版社内容情報
ユニバーサルサインの基本的な考え方と実践のためのガイドライン、病院などの施設からニュータウン、市街地まで12の事例で示す。
内容説明
わかりやすい誘導のためには、一つのサインが問題なのではなく、人間を取り巻く環境をどのように構成し、そこにどのようなサービスシステムを連動させるのかが重要だ。サイン環境としてのデザインのあり方を示す。
目次
第1章 ユニバーサルサインの視点(これまでのサイン計画;ユニバーサルデザインとユニバーサルサイン;ユニバーサルサイン実現の課題 ほか)
第2章 ユニバーサルサインガイドライン(ユニバーサルサインの計画プロセス;サイン計画の基礎的技術;イメージを喚起するサイン ほか)
第3章 ユニバーサルサインの取り組み事例(神戸博ポートピア’81―基準とテーマによる会場サイン;西神ニュータウン―色彩とシンボルによる景観サイン;東京都江東区南砂―色彩と音による地域サイン ほか)
著者等紹介
田中直人[タナカナオト]
1948年神戸生まれ。東京大学大学院工学系研究科建築学専門課程修了。神戸市、神戸芸術工科大学環境デザイン学科教授を経て、1997年より摂南大学工学部建築学科教授。博士(工学)、一級建築士。各地でユニバーサルデザイン推進やデザインプロジェクトに携わり、施設における環境デザイン監修や設計に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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