内容説明
文化と産業が共鳴する街をめざして。行政は何ができるのか?市民は何をすべきか?政策現場からの「理論と実践」。
目次
第1部 創造都市をめぐる理論とガバナンス(世界都市と創造都市―現代都市の二つのイメージ;創造都市論の系譜と日本における展開―文化と産業の「創造の場」に溢れた都市へ;コンパクトシティと文化の多様性―都市・地域における創造性向上のためのデザイン;創造性へのインセンティブと都市政策―文化政策と産業政策の統合の視点から;「民間が担う公共」の可能性とその財源―「心の投票」とマンション型財団 ほか)
第2部 政策実践の現場から(札幌 重点戦略課題「芸術文化の薫る街」の実現に向けて―芸術の森とパシフィック・ミュージック・フェスティバル、モエレ沼公園;盛岡 人・文化・自然を大切にする「暮らし文化のまち」―盛岡ブランドによるまちづくり;仙台 楽都、劇都、そしてART仙台へ―多様な文化政策を実践する仙台のまちづくり;横浜 都心の歴史的建築物にアーティストが集う―クリエイティブシティ・ヨコハマの挑戦;北九州 新しい「ものづくり都市」への挑戦―「文化」を生かした産業都市へ ほか)