出版社内容情報
中小都市・過疎地で連鎖する「経年優価」革命
経年劣化という常識を破る「古さを価値に変える」経年優価の不動産再生は、九州DIYリノベWEEKのメンバーの実践と相互学習のなかでノウハウを共有、深化させた。
いま各地で、大家さん、不動産事業者のみならず、市民も加わり「DIYリノベ」から「まちの活性化」へとつながる事業が次々と生まれている。
本書はその考え方、共通する方法をリノベWEEKリーダーの吉原勝己氏が解説。また特徴的な17の事例を取り上げ、それぞれの地域で課題にどう向き合い、どのような手法を編み出したかを紹介する
【目次】
Ⅰ 関係者の愛着と共感を育むDIYリノベーション
―?原勝己(九州DIYリノベWEEK)
1 小規模な不動産再生が広がっている
戸建空き家だけではない、築古の民間収益物件も大問題
点在する実践をつなぐ―九州DIYリノベWEEKの役割
2 共感を育み古さを価値に変える
賃貸マンションのリノベーション、入居者と一緒にDIYに取り組むー山王マンション
廃墟ビル1棟のDIYリノベからストック活用文化に取り組む―冷泉荘
地方都市で入居者の関係性のデザインから始める―コーポ江戸屋敷
3 DIYリノベーションの2つのポイント
経年優価・ストック活用文化への転換
建物の設計から関わり方の設計へ
Ⅱ 連鎖する人・事業・まちを元気にする実践
○大家さんがDIYに取り組み共感を広げる
01 大家になった主婦がDIYリノベに挑戦。共感不動産をつくる―井上美恵子「松葉ビレッジ」(久留米市)
相続をきっかけに突然大家になる
DIYにチャレンジすることを決断する
DIYに自ら取り組んでみる~壁塗りから始まり、外装塗装まで~
松葉ビレッジを共感不動産に
02 DIYで生まれた共感の繋がりで豊かな暮らしをつくる―半田啓祐、半田満「ハンダアパート」(久留米市)
危機感から自らDIYリノベに取り組む
入居者同士のコミュニティが生まれる
物件の周りに豊かなコミュニティを形成すると出店につながる
久留米市全体のまち+づくりに取り組む
○DIYで拠点づくりを広げる
03 地域おこし協力隊員が拠点づくりの連鎖反応を起こす―阿部 昭彦「KATARO base 32ほか」(柳川市)
DIYリノベーションで拠点をつくる
拠点をまちなかに連鎖させる
協力隊退任後も柳川にかかわり古民家改修にも取り組む
04 Iターンし空き家を再生。チャレンジを育む拠点をつくる―白水梨恵「横川kito」(霧島市横川町)
横川町にIターンし、まちづくりに取り組む
まちづくりの交流拠点としてカフェと宿をDIYでつくる
国の登録有形文化財を再生、事業化する
子供たちのチャレンジを後押しするユースセンターを立ち上げる
05 消防士時代から仲間と重ねた、DIYによる拠点づくり―徳永伸介「月と太陽」(長洲町)
古民家をリノベーションしたカフェと出合う
カフェあゆたりの常連客から新たな拠点が広がっていく
九州DIYリノべWEEK長洲チームを立ち上げる
消防士を退職し自分自身の拠点を夫婦でつくる
○事業をとおしてまちを豊かにする
06 DIYで宿



