出版社内容情報
"楽しい"はもちろん"学び"がある!
22作の活用アイデアを解説
コミュニケーション能力のアップから観光・都市計画・協働・環境・SDGs まで
テーマに合ったゲームが見つかる!
研修に興味を持ってもらえず参加者が集まらない、毎年同じような研修ばかりでおもしろくない。まちづくりのワークショップを開催しても、行政vs市民の構図になってしまう。一方向的な座学では内容が自分ごと化しない……。
現場でこんな課題を抱えているなら、「ゲーム」を導入してみてはどうでしょう。
「“楽しかったね”で終わるのでは?」とあなどるなかれ。コミュニケーションのあり方を見直し、自分とは違う目線で地域を眺め、時に協力しながら、まちの未来をシミュレーションする-―その体験としてゲームはうってつけのツールなのです。
本書では、現場で“本当に使える”ボードゲーム22作を厳選。プレイイメージや活用のポイントがわかる解説から、ゲームをつくることにチャレンジしたい人向けのアドバイスまでが詰まった、必携のガイドブックです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
1
ゲームの役割と意義: まちづくりゲーム コミュニケーション能力 問題解決能力 研修活用 市民参加 社会課題 ゲームの構成と種類: ボードゲーム カードゲーム 研修ゲーム 体験型学習 創造力育成 討論型ゲーム 研修における活用: ファシリテーター 目的設定 参加者の多様性 ゲーム導入 フィードバック 実践型学習 ゲーム制作とデザイン : オリジナルゲーム プロトタイプ テストプレイ ルール設計 参加者ニーズ 地域特性 学びの持続性と影響: 教育ツール 知識定着 振り返り 成果測定 社会変革 継続的学習2025/02/18
かずさん
1
「社会課題をテーマにしたボードゲームってどういうものがあるんですか?」とよく聞かれるのですが、そういう方にぜひご紹介したい本でした。ゲームは言葉での説明が難しく、実際に体験してもらわないと…という部分があるのですが、本書では各ゲームのポイントを分かりやすく整理されいて、体験した感覚が伝わるような工夫があり、素敵でした。2024/12/20
n-shun1
0
ボードゲームを使った研修。研修の目的はコミュニケーション,課題理解・課題解決型の2つに大別される。後者の例として本書ではまちづくりゲームを扱う。他者との協力やゲーム活動を通して認知的・態度的な変化を狙う。避難所経営ゲームや地図記号ゲームとかはしたことがあるなぁ。複雑すぎるのも簡単すぎるのもゲームとして成立しにくい。オリジナルのゲームを作るのも一興。そのガイドが後半に掲載。憲法のボードゲームもあるらしい。何を伝えたいか,テーマに基づくゲームデザイン。組み合わせも面白そう。いろいろなゲームを体験することから。2025/02/22
千代
0
ボードゲームが研修やワークショップにどんな風に活かせるんだろうと手に取る。多くのページを割かれたCHAPTER2では、社会課題の解決をテーマに作られたBGを紹介。テーマや目的、チャット形式のプレイイメージや実現手法、エピソードなど分かりやすく解説。気になるものは一般販売されているものもあるので購入も可なのが嬉しい。関心が特に大きかったのはCHAPTER3と4。あー……オリジナルのBGが作りたい!となってしまう。まちづくりや研修(仕事)じゃなくて家族用のちんまいBGなんていいかも。2025/02/03