出版社内容情報
問題と対策、活用策のすべてがこの1冊でわかる。
空き家が生まれるメカニズム、関わる法律や税制から、行政の空き家対策、空き家を活用するための手法、その仕組みや担い手について、50のキーワードと、50の事例によって、見開きでわかりやすく整理した。行政や事業者はもちろん、空き家に悩む地域の人々のための手引き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tenori
24
仕事の延長線上でもあるし、ここ数年の関心事案でもある空家問題。空家に関わる50のキーワードと50の利活用事例を集めた手引き書。空家が増え続ける一方で新築の供給は止まらない。約1,000万戸と推測される空家に対して50の事例。そう考えるだけで気が遠くなる。裏を返せば啓蒙の余地はあるのだけれど、個々の対応では焼け石に水というジレンマ。まったく『地図に残る仕事』で終わらせて満足していたら建築に携わる者としては傲慢だよねってことを改めて感じたしだい。手強い問題なだけに参考にしたい図書。2025/04/29
takao
1
ふむ2024/11/19
ぞだぐぁ
1
タイトル通りで、放置される空き家が生まれる構造から他国との比較・国内の空き家対策の例等が99の構成で書かれている。(複数著者だからか、ちょっと重複してない?ってのもあった)。 気候や地震等で保たせる難易度が違うってのはあるけど、クラシックカーでもあるけど古い物の価値がすぐ下がりすぎるってのはあるよね。 対策の例では家屋・土地の個々の使い方の例ではなく空き家・ランドバンクと言った制度も入ってる。 空き家問題に関心持ったら最初の方に読んでみて載ってる例を調べるのに良いかも。2024/11/14