出版社内容情報
人々の関係性や行動の場となる都市・農村空間のあり方を構想する都市計画学と、空間的な世界の背景にある社会の仕組みを探る都市社会学の融合を図る、実践的な教科書。都市の成り立ちや地域社会の歴史、地縁組織・NPO等の担い手をめぐる課題、公共性の概念や公民連携の諸制度、交通政策や公共施設再編等の事例について解説する。
内容説明
空間のあり方と地域社会の仕組みを横断的に学ぶ。人々の関係性や行動の場となる都市・農村空間のあり方を構想する都市計画学と、空間的な世界の背景にある地域社会の仕組みを探る都市社会学。両者の融合を図る本書では、都市の成り立ちや地域社会の歴史、地縁組織・NPO等の担い手をめぐる課題、公共性の概念や公民連携の諸制度、交通政策や公共施設再編等の事例について解説する。
目次
第1章 住み続けられるまちを目指す社会
第2章 都市の成り立ち
第3章 コミュニティの単位
第4章 閉じた社会から開いた社会へ
第5章 現代の都市政策の視点
第6章 コミュニティ目線での都市政策の解法
第7章 コミュニティの主体性
第8章 郊外住宅地の再生
第9章 多様な生活と安全安心
第10章 成熟社会の公共意識
第11章 移りゆくコミュニティの中心
第12章 住み続けられるまちの創造へ
著者等紹介
小地沢将之[コチザワマサユキ]
東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻博士課程後期修了、博士(工学)。2001年10月より特定非営利活動法人コミュニティ代表理事(現職)。東北公益文科大学地域共創センター長、国立高等専門学校機構仙台高等専門学校建築デザイン学科准教授などを経て、2019年4月より宮城大学事業構想学群准教授(現職)。塩竃市市民交流センター審議会委員長、塩竃市生涯学習センター審議会委員長、日本建築学会東北支部地方計画部会部会長ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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