出版社内容情報
孤立という病に対し薬ではなく地域の人のつながりを処方する「社会的処方」。日本での実践はまだ始まったばかりだ。いま孤立しているかどうかや、病気や障がいの有無、年齢に関わらず、「誰もが暮らしているだけで自分の生き方を実現できるまち」をどうつくるか。世界と日本の取り組みに学び、これからのビジョンを示す一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kitten
9
図書館本。西さんの社会的処方の第2弾。地域コミュニティーのありかた、みたいな話になるけど、やっぱり面白い。孤立、孤独を解消することがみんなの健康につながる「社会的処方」だけど、いろいろな地域で、いろいろなことが試されつつある。アートに関しては、私は全然ダメだけど、ダンスとアートかぁ。好きな人はどういう反応を示す?すべてを行政がやってはいけないし、何かあった時の責任、とか言い出すとなかなか話がすすまないんだろうな。私は何ができるかな?何がしたいかな?2024/04/20
ryo
8
あまり聞き馴染みのない社会的処方について学んでみたいなと。2024/07/07
Yuko
2
<孤立という病に対し、薬ではなく地域の人のつながりを処方する「社会的処方」。誰もが自分の生き方を自由に実現できるしくみをどうつくるか。世界と日本の取り組みに学び、これからのビジョンを示す。> 2024年 西さん「社会的処方-孤立という病を地域のつながりで治す方法」(2020年)の続編。 4年間で「社会的処方」も思ったよりはるかに日本でも広まってきた! 地道な活動を続けている名張市、養父市、おせっかい会議、ほっちのロッヂの事例も大変参考になる。 2024/04/15
じーも@この度本屋さんとかを開きました
2
社会的処方、という考え方。リンクワーカー。知ることができてよかった。途中で断念したけれど、機会があればまた。2024/03/23
Ito Kazuyo
1
社会的処方の3つの要素を踏まえて、各所での事例を読み解くと、なるほどと思う。読み終えて心に残るのは、つなぐ人も一緒に楽しんでいる姿勢や、その人らしさを大切にするあり方。2024/06/25