出版社内容情報
地形と気候に応じた食がつくる建築と風景の図解集。カレマ村のワイン、アマルフィのレモン、小豆島の醤油、多気町の日本酒等、日本とイタリア16の食の生産現場を読み解く。蓄熱する石積みの段々畑、風を呼込む櫓、光や湿気を採り入れる窓等、自然のリズムとともにある食生産と人の暮らしを取り戻す為の建築の問いと手がかり
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
234
著者の正田智樹氏は建築家だが、環境(自然環境および人工的な環境)と食物の関係性に着目し、イタリアと日本の何か所かで調査を行い、「フードスケープ」(一般の用語とは使い方を異にするようだ)として、本書に紹介している。この人が特に注目するのはスローフードであり、日本の調査地もそんな概念に適合する地を選んでいるようだ。巻頭はカレマ村のワイン造り。ワイン農園に石柱のパーゴラを林立させることで(表紙写真)、夜の温度低下を防ぐといった構造物である。これは、方式こそ石積の段々畑だが、ポルミダのワインも目的は同様である。⇒2026/05/12
榊原 香織
63
イタリアと日本 建築家が文化人類学ぽい調査。 今度読む予定の”ナチスのキッチン”著者との対談もあった。 アマルフィのレモン、四郷の筆柿が魅力的2024/02/16
takakomama
6
フードスケープとは食の生産における、自然を資源として生かす建築の風景。イタリアと日本の例を紹介しています。トマトや柿が鈴なりの風景は壮観です。食物は自然の恵み。どんなに技術が発達しても食物そのものを作り出すことはできないし、材料を変化させる工程は不変の工程です。自然のリズムに合わせる農作業は大変ですが、地域の地形と気候に応じた伝統的なやり方が残ってほしいです。2024/03/08
PETE
3
寒暖・乾湿・日照といった自然条件を食品生産に活かすために、畑の構築物や加工場の構造・建材がどのようになっているかを取材して、建築家らしく寸法などの数値や図面を細かく入れた写真集。伝統的な建材がコンクリート、鉄管、プラなどの現代的な素材に置き換えられつつあるようすを告げているのも好感が持てる。ただし、民俗学ではなく建築学なので、どの地点についても通時的な変化の解説・画像は少ない。2025/01/06
neatANDtidy
3
地形や天候を生かしまくって美味しい保存食が出来る。写真だけでも美味しい。健康になった気になる。よい。ありがとうございます。2024/12/13
-
- 電子書籍
- noicomi 私のセンセイは我慢でき…
-
- 電子書籍
- 異常心理犯VS未来視探偵(分冊版) 【…
-
- 電子書籍
- スコップ無双 「スコップ波動砲!」 (…
-
- 電子書籍
- 失格から始める成り上がり魔導師道! 第…
-
- 電子書籍
- 焼きたて!!ジャぱん~超現実~(15)…




