出版社内容情報
地形と気候に応じた食がつくる建築と風景の図解集。カレマ村のワイン、アマルフィのレモン、小豆島の醤油、多気町の日本酒等、日本とイタリア16の食の生産現場を読み解く。蓄熱する石積みの段々畑、風を呼込む櫓、光や湿気を採り入れる窓等、自然のリズムとともにある食生産と人の暮らしを取り戻す為の建築の問いと手がかり
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
62
イタリアと日本 建築家が文化人類学ぽい調査。 今度読む予定の”ナチスのキッチン”著者との対談もあった。 アマルフィのレモン、四郷の筆柿が魅力的2024/02/16
takao
3
ふむ2024/04/02
takakomama
3
フードスケープとは食の生産における、自然を資源として生かす建築の風景。イタリアと日本の例を紹介しています。トマトや柿が鈴なりの風景は壮観です。食物は自然の恵み。どんなに技術が発達しても食物そのものを作り出すことはできないし、材料を変化させる工程は不変の工程です。自然のリズムに合わせる農作業は大変ですが、地域の地形と気候に応じた伝統的なやり方が残ってほしいです。2024/03/08
ちや
3
建築に重点が置かれていて面白いが社会にまで話は進んでいるか?2023/12/06
Qfwfq
1
★4.52023/11/14