出版社内容情報
フランスの街は今、歩く人や自転車で賑わい劇的にウォーカブルに変わっている。なぜ、スピーディにダイナミックに街を変えられるのか?歩行者空間の創出、自動車交通の抑制、自転車道・公共交通の整備、移動のDX等の方法論、制度・組織・実装のしくみを、多数の事例で紹介。15分都市からスマートシティまで、最前線に迫る。
内容説明
なぜ、ウォーカブルな街をスピーディに実現できるのか?15分都市からスマートシティまで、パリなど各地で進む、ストリート+都市の再編を解説。
目次
1章 パリ:ウォーカブルシティの最前線
2章 なぜ、歩きたくなる都市が実現できるのか
3章 日常の移動を豊かにするモビリティ基本法
4章 ディジョン:MaaSの活用と統合型スマートシティ
5章 なぜ、都市政策をダイナミックに実装できるのか
6章 ナント:15分都市エリアを創出したマスターアーバニストたち
7章 アンジェ:人々を巻き込む河岸駐車場の歩行者空間化
終章 フランスで主流になった「穏やかな街」
著者等紹介
ヴァンソン藤井由実[ヴァンソンフジイユミ]
Fujii Intercultural社代表。フランス都市政策研究者。大阪府出身。大阪外国語大学(現・大阪大学)フランス語科卒業。フランス国民教育省の「外国人への仏語教諭資格」を取得し、パリを中心に1980年代より欧州で通訳として活動。2003年からフランス政府労働局公認の社員教育講師として、民間企業や公的機関で「日仏異文化マネジメント研修」を企画。現在はフランスにおける公共交通を導入した都市計画、モビリティと都市空間の再編成、地方活性化などのテーマで調査・執筆を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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