内容説明
こんなドボク本、いままでなかった。日々の業務、やりがい、本音―19分野35人が明らかにする土木の「リアル」
目次
国家公務員(総合職)
国家公務員(一般職)
地方公務員(都道府県)
地方公務員(市町村)
ゼネコン
メーカー
鉄道会社
建設コンサルタント(調査・構想・計画系)
建設コンサルタント(設計・施工・維持管理系)
シンクタンク、インハウス・エンジニア
不動産デバロッパー
都市再生機構
調査会社、測量会社
設計事務所
高速道路会社
電力会社
NPO(非営利法人)
研究職
新たな専門的職能
著者等紹介
柴田久[シバタヒサシ]
1970年福岡県生まれ。福岡大学工学部社会デザイン工学科教授。博士(工学)。2001年東京工業大学大学院情報環境学専攻博士課程修了。専門は景観設計、土木・公共空間のデザイン、まちづくり。カリフォルニア大学バークレー校客員研究員などを務め、南米コロンビアの海外プロジェクトや九州を中心に四国、中国、東北を含む約60の公共空間整備、土木構造物の計画、設計、施工監理などに従事。主な受賞にグッドデザイン賞、土木学会デザイン賞、防災まちづくり大賞など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アメヲトコ
5
21年6月刊。公務員、ゼネコン、コンサル、デベロッパー、研究者など、土木工学に関連する19の職能を取り上げ、第一線で働く主に30代~40代の計35人にそれぞれの仕事の世界を語ってもらった一冊です。ふだん当たり前のように存在するインフラも、こうした人たちの奮闘によって支えられていることがよくわかります。これから就職先を考える学生さんにはさまざまなキャリアパスの教科書として有用そう。2021/06/19
MINORI OTA
2
土木施工管理の仕事で働く意義を考えさせられた。2022/08/11
お抹茶
1
公務員,ゼネコン,メーカー,コンサルタント,不動産,設計事務所,研究職など土木に関係する職場で働く人達が日々の仕事の醍醐味を語る。土木と一言で言っても,いろいろな関わり方があることがわかるし,業界本音トークや資格紹介など気になる情報をまとめたコラムも豊富。学生だけでなく,同業者が読んでもためになるはず。土木業界の楽しさを伝えることが目的なので,ポジティブな内容が中心。どの立場であっても,さまざまな関係者をまとめ上げる力が必要。業界を見る視野が広がるこういうコンセプトの本をシリーズ化してほしい。2023/04/29
doji
1
顔の見えにくい仕事であり3Kのイメージが定着してしまっている土木に親しみを与えるための本としてとても実直なつくりだなと思う。こんなにも業種や職種が多岐に渡るとはしらなかったし、それぞれの仕事のやりがいを飾らずに語る書き手の方々の実直さが、くらしを守り支える土木というイメージへと変化させるには十分な魅力がある本だ。2021/12/09