内容説明
まちの持続可能な経済循環は、地域資源を活かした課題解決に取り組む事業者や行政と、受け身の体制を脱し創造的な支援や連携を目指す地域金融機関の協働から生まれる。本書では各地の意欲的なプロジェクト11事例を取り上げ、背景にあるキーパーソンやステークホルダーの関係性を紐解き、事業スキームのポイントを解説する。
目次
プロジェクト紹介編(地域資源を発掘・活用する;地場産業の新展開に伴走する;次世代の担い手に投資する;域内の経済循環を促進する;持続的な観光基盤をつくる)
金融トピックス解説編(金融機関とプロジェクトファイナンス;金融機関の経営;金融機関による融資;金融機関とフィンテック;金融機関による事業者支援)
著者等紹介
山口省蔵[ヤマグチショウゾウ]
株式会社金融経営研究所所長。2018年に金融機関向けのコンサルティング会社として同社を設立。「熱い金融マン協会」を主宰。元・日本銀行金融高度化センター副センター長。日本銀行在職中は、金融機関職員向けに新たな事業金融手法に関するセミナー等の企画を担当した
江口晋太朗[エグチシンタロウ]
株式会社トーキョーベータ代表取締役。編集者、ジャーナリスト、プロデューサー。各地の地域プロジェクトの取材・執筆経験多数。金融庁や信用組合関係者で構成する「シビックエコノミーと信用組合の新しい関係に関する研究会」メンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。