内容説明
ソフトパワーによるイノベーティブなまちづくりへ。クリエイティブシティ、ポップカルチャー&テクノロジー、アートマネジメント、エンターテインメント、ブランディング、エリアマネジメントのエキスパートが提案。
目次
序章 「ポスト2020年」が意味するもの
1章 創造都市の理念と実際
2章 都市の創造力を高める「ポップ」&「テック」
3章 来たるべき計画者のために―アートプロジェクトの現場から
4章 アートは地域に取り込まれるのか、地域はアートに力をもらえるのか
5章 街のブランディングとソフトインフラ
6章 動きだすパブリックスペースと運営組織のデザイン
7章 都市開発の変化とソーシャルハブの形成
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
snzkhrak
1
仕事用に選書。今まさにポスト2020時代の都市づくりの企画を行なっているところ。とくに本書中でソーシャルハブの形成、とされている事とか、現在見えないながらに取り組んできている様々な事の目線がズレていない事を確認できてよかった。2017/12/16
hide10
0
今後の都市の基盤を作る上で、従来インフラと言われていた 「ハードインフラ」のみで対応できない課題が発生する。 質的に豊かなものを求める時代にこそ必要とされる ソフトインフラの重要性を取り上げた本書2017/06/29
Monty
0
読了📕タイトルからオリンピックレガシーの話かと思いきや、そうではない都市の形。アート、再開発、マネジメントの具体的事例もわかりやすい。やっぱりまちづくりは楽しい、と思わせてくれた良本📕2022/05/05
yakipurin
0
都市づくりのフェーズの話は深めていきたい。どのようにエリアマネジメントするのか、ソフトをどう活かすか、といった事例が中心だった印象。先進的だが網羅的でない印象だった。2021/03/16
れどれ
0
大がかりな都市計画をプロジェクトとして動かしている方々の実際的な話が多く勉強になる。理念もこぎれいですっきりしている。土台となるハード面を整えるのみならずソフト面、つまりは都市の細胞にあたる人々の営みをいかに支援、尊重、制御できうるかという難題に都市計画の担い手がどれだけ知恵を振り絞り本気で取り組もうとしているか、垣間見える。個人的には敵を知るつもりで読んでいるから、敵の実像が定まってきた感があり満足。2021/03/14