里山長屋をたのしむ―エコロジカルにシェアする暮らし

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784761525590
  • NDC分類 527.1
  • Cコード C0052

内容説明

ゆるやかにつながり、サステイナブルに暮らす。懐かしいけれど新しい、シェアする住まい。神奈川県・旧藤野町にある4軒の住宅と1軒のコモンハウス。4家族が地元の素材で、職人と一緒に手づくりした木の家。太陽、風、雨、木、土の力を愉しむ暮らし、ただいま実践中。

目次

1 日本の住宅はどうして暮らしにくいのだろう
2 みんなの家づくりのはじまり
3 家づくりを自分ごとにする
4 建物と環境と人間が働く家
5 つながりシェアする暮らし
6 コミュニティに開いた暮らし

著者等紹介

山田貴宏[ヤマダタカヒロ]
ビオフィルム環境デザイン室代表。1966年生まれ。早稲田大学建築学科都市環境工学専攻修了。清水建設勤務後、1999~2005年長谷川敬アトリエに勤務。2005年ビオフォルム環境デザイン室設立。国産材と自然素材を活用し、地産地消でかつ伝統的な木の家づくりを行う。NPO法人パーマカルチャー・センター・ジャパン理事、職人がつくる木の家・木の家ネット会員、東京の木で家を造る会賛助会員、日本大学生物資源科学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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みやか

1
3時49分読了。2013年発行。区立図書館で借りた。計画から入居まで3年以上がかかっていて、小規模の丁寧なコーポラティブ方式の成立にはエネルギーが必要なのだと感じた。この里山長屋の場合、入居者全員が共通の思想「パーマカルチャー」を学んでいて、おうちの造りや暮らしかたなどにある種の方向性があって安心感があった。共通の価値観は近しく付き合う上でだいじだなぁとおもった。手仕事でおうちができあがっていく様子が書かれた第3章と、おうちの中に仕込んである仕組みを解説した第4章を特に面白く読んだ。竹小舞がきれいだった。2013/11/14

mew

0
里山長屋という言葉に惹かれて。金銭的な段取りで苦労なさっておられたので、長屋方式でかつ新築区分所有というのは今はまだ難しそう、と思った。空き家をリノベする方法でもいいかなぁ。この著者さんは建築家で、持ちかけられた隣り合う二軒の戸建の話から、助け合い弱さを認め合うあり方を考え、皆で考えていく中で四軒でシェアする長屋へ辿り着き、ついでに自分もその住人になってそこで暮らしている、興味深い人。コモンハウスの使い方とか楽しそう。素敵な先行事例として、楽しく拝読しました。2015/12/31

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