目次
第1章 デザイン(アノニマスデザインと闘う;感覚を鍛えるデザイン対操―子どもの想像力と創造力をつなぐ;愛のバッドデザイン―感覚の原型をつくり出す ほか)
第2章 建築/都市(都市の自生的秩序という幻想;前景から背景へのデザイン―箱の家の試み;非作家性の時代に ほか)
第3章 メディア(私が土木構造物に惹かれる理由;CDというメディアの葬送―音楽・マーケット・メディアをめぐる実験;ポリオニマス・デザイン―匿名性と顕名性の間としての多名性 ほか)
著者等紹介
岡田栄造[オカダエイゾウ]
1970年福岡県生まれ。京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科准教授。デザインディレクター。博士(学術)
山崎泰寛[ヤマサキヤスヒロ]
1975年島根県生まれ。編集者。横浜国立大学大学院教育学研究科、京都大学大学院教育学研究科修了(教育学修士)。書店・ギャラリーの企画運営に携わり、2007‐2012年『建築ジャーナル』編集部勤務。現在、京都工芸繊維大学大学院博士後期課程在籍、建築展の歴史を研究中。2002年より、藤村龍至らとメディアプロジェクト「ROUNDABOUT JOURNAL」を展開中
藤村龍至[フジムラリュウジ]
1976年東京都生まれ。建築家。ソーシャル・アーキテクト。藤村龍至建築設計事務所主宰。東洋大学工学部建築学科専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きりんせんぱい
1
年代によって『アノニマス』の捉え方が違っているのが印象的だった。 ある年代以前の人は「作家性」の抵抗としての受け止め方だけど、それ以降の方は複製可能なネットワーク社会の中でどう物作りをしていくか的なお話。2013/07/25
ふかじ
0
多様な著名人達が各々の「アノニマス」について語った本。 アノニマスをどう捉えるかという問いについて自分が何かを論じられるほどの知見を持ち合わせていないことを恥じることになった。 数年後にまたこの本を読んでみると、違った受け取り方が出来るかもしれない。その頃にはまた新たな「問い」が生まれているかもしれないが。2016/02/27
Mgitya
0
デザインすることとは、デザインとは何か、ということを思った時に見つけた本。勇気つけられた気がした。2014/10/21
燕
0
デザインというものが、どんどん自己拡大し、蔦のように様々な事象に絡んで、一体化している現代。そして技術!アートは技術を求め、技術がアートと化す。ダヴィンチが現代に生まれたら、プログラマーになっているハズなんてね?デザイン、建築,アート、テクノロジーの各界の面々による文章やインタビュー、対談を集めた書。ちょっと知的な冒険したい気分の時にも。2014/01/26
ステパン
0
一人ずつ長いのが読みたい。2013/09/24