内容説明
使い勝手がまず一番。キッチンは住まいの心臓部。キッチン設計を通じて、食べること、暮らすことをきちんと考えよう!栄養士でもある女性建築家が提案する、暮らしを見つめた、なるほど!…納得!!のキッチン論。食生活から、動線・収納・デザイン・価格・設計思想に至るまで、実例をもとに考え抜かれた、目からウロコの知識満載。あなたの生活をチェックする「スタディ」付。
目次
これでいいのか、日本のキッチン
キッチンの意味はこんなに大きい
キッチンの設計はいつがスタート?
キッチンのプランが暮らし方を決める
作業しやすいキッチンづくりの基本
キッチンの機器の選択
キッチンのデザインと素材
明るいキッチン
決め手はキッチン設計者の腕にある
設計事例から考える
キッチンをめぐるいろいろなドラマ
設計者へ、そして施主へのメッセージ
著者等紹介
井上まるみ[イノウエマルミ]
1972年相模女子大学学芸学部食物学科卒業。同年三重県立の高等学校教諭として、食物・被服・保育・家庭経営・住居を教える。退職後、公立学校の講師・養護教諭・栄養士を経て建築・インテリアを学び、建築関連企業に籍を置く。1980年キッチンのコンサルタント事務所開設。1987年住まいの研究室主宰。住宅設計・キッチン設計・キッチンスペシャリスト養成セミナー・リビングセミナー開講、インテリア専門学校講師・NHK文化センター講師・大阪府衛生対策審議会専門員等を務める。現在、大阪府建築士会理事(建築相談委員・総務広報委員・住生活研究会・シックハウス研究会・女性委員会)、東京都建築士会会員、インテリアプランナー協会評議員・事業委員、日本建築協会出版委員、家庭電気文化会幹事、日本住宅会議会員
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