内容説明
だれが、どのようにして始めたのか。高く厚い壁をどう乗り越えたのか。キーパーソンの想いと哲学に迫るノンフィクションのまちづくりドラマ。
目次
1 メタセコイアに永遠の芽ぶき―想いを集めて、かなえた願い
2 花火とラジオが空を飛ぶ―ミステリーに学ぶアイデア
3 町はパノラマ古今集の世界―初夢に歌い上げた町の行く末
4 沈んだ竜馬の船を探せ―海底にさぐりあてたロマンと哲学
5 水のない川に緑の親水公園―自分が動いて、みんなが燃える
6 手づくり水車から石畳の宿へ―村並みに旅人迎えて暮らしを変える
7 掘割にとり戻したどんこ船―埋め立てにたった一人で唱えた異議
8 百万都市にダムの町の領事館―都会に水を、山里にはにぎわいを
9 百済の里に西の正倉院―雲海を越えて築いた古代の都
10 米軍基地に村役場を建てた―軍隊・国家に不屈の闘い
著者等紹介
亀地宏[カメチヒロシ]
昭和39年早稲田大学第一政治経済学部自治行政学科卒業後、日本経済新聞社入社。編集局地方部次長、日本地域経済研究所研究部長を経て、平成2年4月からフリージャーナリスト
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