内容説明
自治体職員、議員、商店主、住民、コンサルタント…地域間競争を勝ち抜くための郊外大型店誘致と、一方での中心市街地の衰退。日本と同様のジレンマをめぐって苦闘する人々、せめぎ合う自治体、揺れ動く都市計画の運用実態をドイツに追う。
目次
1章 ドイツにおける大型店規制の枠組み
2章 巨大ショッピングセンターの誕生
3章 ツェントロ、その光と影
4章 家具戦争とイケアのBプラン訴訟
5章 ドルトムント商業と市街地活性化
6章 ウルム都市圏における商業の動向
著者等紹介
阿部成治[アベジョウジ]
1948年生まれ。1970年京都大学工学部建築学科卒業。1972年京都大学大学院修士課程建築学第2専攻修了。都城工業高等専門学校助手、同助教授などを経て現在、福島大学教育学部教授。専門は都市計画・住居学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。