内容説明
新たな千年をむかえる国境なきヨーロッパ。いまここで彼らは何を考え建築をつくるのか。職人技とコンピュータ、ハイテクとエコロジー問題、歴史都市と現代都市、グローバル化と地域主義と大規模開発、スーパースターと世代交替…。ヨーロッパ現代建築の現在を描きだす。
目次
1 夢見る時代は終わった
2 職人技とコンピュータ
3 エコロジー問題とどう付き合うか
4 上流階級しか建築家になれない?
5 地域主義と優等生たち
6 ポストモダン批判という仮面
7 軽さ志向の裏に歴史都市の重み
8 “ヨーロッパらしい”大規模開発
9 何をつくるかより何を壊すか