絵本 化鳥

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  • サイズ B5判/ページ数 71p/高さ 19X27cm
  • 商品コード 9784336055446
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0071

出版社内容情報

文豪・泉鏡花の傑作短篇を、《和ポップ》の気鋭画家中川学が完全絵本化。子どもから大人までが楽しめる泉鏡花のふしぎな世界。

文豪・泉鏡花の傑作短篇を、《和ポップ》の気鋭画家中川学が完全絵本化。50枚におよぶオールカラーの絵で、子どもから大人までが楽しめる泉鏡花のふしぎな世界。評論家東雅夫と鏡花研究家吉田昌志による解説も収録。

【著者紹介】
1873-1939年。小説家。代表作に「高野聖」「草迷宮」「歌行燈」ほか。

内容説明

「はねのはえたうつくしい人はどこにいるの?」少年のかたりで綴られた幻視の世界―文豪と気鋭の画家が繰りひろげる妖しくも美しい未知なる絵物語。

著者等紹介

泉鏡花[イズミキョウカ]
1873年(明治6年)11月4日、金沢生まれ。本名、鏡太郎。九歳で最愛の母を失う。1890年(明治23年)小説家を志して上京後、1年を経て尾崎紅葉に師事。「外科室」「夜行巡査」などの観念小説で評価を得たのち、「龍潭譚」「化鳥」などで幻想的世界に傾き、1900年(明治33年)に代表作「高野聖」を発表。江戸文芸の影響を色濃く受けつつも、“亡母憧憬”を基底とする独自の怪奇幻想の世界とロマンティシズムで、明治・大正・昭和にわたって日本近代文学史上に特異な地位を築いた

中川学[ナカガワガク]
1966年(昭和41年)京都市生まれ。浄土宗西山禅林寺派の僧侶。1996年よりイラストレーターとして活躍。“和ポップ”なイラストレーションを国内外の書籍の装幀画や挿絵として提供している。また世界二〇カ国以上で読まれているロンドン発の情報誌「MONOCLE」や、ドイツの美術系出版社「TASCHEN」が発行する世界のイラストレーター特集に掲載されるなど、世界へと活躍の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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KAZOO

142
泉鏡花の童話的な作品をきれいな絵本してくれました。読んでいて非常に魅力的な本でした。鏡花の世界をこのような明るい気持ちのいい本で読むのも何か変わっていて新鮮な感じがしました。この絵を描かれた中川学さんという人については知りませんがかなり私好みの絵を描かれていて今後さらに読んでいこうという気にさせてくれました。2023/12/04

starbro

120
先日読んだ「こわい絵本」に見開きで大きく紹介されていたので魅かれて読みました。「こわい絵本」紹介シリーズ第五弾です。当初、図書館で借りてその場で読もうとしたのですが、思いの外文書量が多かったので、家に持ち帰ってじっくり読みました。100年以上前に書かれたとは思えないほど、新しい発想で現代にも十分通じるものがあります。自然界で人間のみが特別な存在だと考えるのは、矢張り非常に烏滸がましいですね。泉鏡花の文章と中川学の絵が絶妙にシンクロし幽玄な世界観を醸し出しています。中川学の絵には遊び心が満ちています。 2015/08/29

masa@レビューお休み中

116
ふとしたきっかけで、泉鏡花が気になりはじめた。けれども、いきなり小説は読むのは難しいと思い、絵本を借りてみたのだが…。絵本となっても、簡単に理解できる内容ではなく、この世界が如何様なものかもよくわからないまま読み終えてしまった。主人公の少年は、母とふたりで暮らしている。橋を通る者から、橋銭をいただいて生計を立てている。しかし、何かがおかしい。少年は橋を通る者に驚き、学校でも浮いた存在である。何がおかしいのだ。それは、自分だけが正しいのか、それとも自分だけが間違っているのか、はたまたすべてがおかしいのか…。2014/02/27

紫綺

112
泉鏡花の生誕地である金沢市が主催する泉鏡花文学賞の制定40周年記念プロジェクトとして企画・制作された絵本。中川学さんの和ポップなイラストは絶品!!このイラストを観るだけでも、価値あり!!2013/03/09

sin

100
落剝の母はいったいどのような辛酸を舐めたのであろうか?母はその子に人はみな畜生だと教え諭して、子は生き物は人も含めてみな同等であると理解したようである。遊ぶものとて少ない子の楽しみは世間一般がまるで動物園のように観えることであろうし、母と二人きりの充足感であろうが、ある日出会った五色の羽のお姉さんに心奪われて探し求めるのだけれども、やがて自らも鳥に違いないと恐れおののいた時に母の存在に繋ぎとめられる。きっとその母は羽衣を失った天女なのだろう…。可愛らしい絵、うつくしい文体。うつくしい、可愛らしい。2016/10/19

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