出版社内容情報
文豪・泉鏡花の傑作短篇を、《和ポップ》の気鋭画家中川学が完全絵本化。子どもから大人までが楽しめる泉鏡花のふしぎな世界。
文豪・泉鏡花の傑作短篇を、《和ポップ》の気鋭画家中川学が完全絵本化。50枚におよぶオールカラーの絵で、子どもから大人までが楽しめる泉鏡花のふしぎな世界。評論家東雅夫と鏡花研究家吉田昌志による解説も収録。
【著者紹介】
1873-1939年。小説家。代表作に「高野聖」「草迷宮」「歌行燈」ほか。
内容説明
「はねのはえたうつくしい人はどこにいるの?」少年のかたりで綴られた幻視の世界―文豪と気鋭の画家が繰りひろげる妖しくも美しい未知なる絵物語。
著者等紹介
泉鏡花[イズミキョウカ]
1873年(明治6年)11月4日、金沢生まれ。本名、鏡太郎。九歳で最愛の母を失う。1890年(明治23年)小説家を志して上京後、1年を経て尾崎紅葉に師事。「外科室」「夜行巡査」などの観念小説で評価を得たのち、「龍潭譚」「化鳥」などで幻想的世界に傾き、1900年(明治33年)に代表作「高野聖」を発表。江戸文芸の影響を色濃く受けつつも、“亡母憧憬”を基底とする独自の怪奇幻想の世界とロマンティシズムで、明治・大正・昭和にわたって日本近代文学史上に特異な地位を築いた
中川学[ナカガワガク]
1966年(昭和41年)京都市生まれ。浄土宗西山禅林寺派の僧侶。1996年よりイラストレーターとして活躍。“和ポップ”なイラストレーションを国内外の書籍の装幀画や挿絵として提供している。また世界二〇カ国以上で読まれているロンドン発の情報誌「MONOCLE」や、ドイツの美術系出版社「TASCHEN」が発行する世界のイラストレーター特集に掲載されるなど、世界へと活躍の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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KAZOO
starbro
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紫綺
sin