ローカルメディアのつくりかた―人と地域をつなぐ編集・デザイン・流通

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ローカルメディアのつくりかた―人と地域をつなぐ編集・デザイン・流通

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  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761513627
  • NDC分類 070
  • Cコード C0036

出版社内容情報

お年寄りの愛読紙『みやぎシルバーネット』、食材付き情報誌『東北食べる通信』他、その地に最適な形を編み出し根付く各地の試み地域はローカルメディアの実験場だ。お年寄りが毎月楽しみに待つ『みやぎシルバーネット』、福岡にある宅老所の面白雑誌『ヨレヨレ』、食材付き情報誌『食べる通信』他、その地に最適な形を編み出し根付いてきた各地の試みを3つの視点「観察力×コミュニケーション力」「新しい形×届け方」「地域の人×よそ者」で紹介する

prologue ローカルメディアの現場で起こっていること
■1章 観察力×コミュニケーション力
1 『みやぎシルバーネット』(宮城県仙台市)
  ──お年寄りが表現し、語り合う場所
2 『ヨレヨレ』(福岡県福岡市)
  ──現実を真剣に描くからこそ面白い
考察:時間をかけて見つめることでコミュニケーションが生まれる──無明舎出版、『kalas』

■2章 本・雑誌の新しいかたち×届けかた
1 『食べる通信』(岩手県花巻市)
  ──生産者と消費者の関係を深める食べ物付き情報誌
2 『本と温泉』(兵庫県豊岡市)
  ──“地産地読”という届けかた
考察:その地に最適な形と方法がある──「宿命の交わるところ 秋田の場合」「十和田奥入瀬芸術祭」

■3章 地域の人×よそ者
1 『雲のうえ』(福岡県北九州市)
  ──平凡な場所が素敵に見えてくる
2 『ラコリーナ』(滋賀県近江八幡市)
  ──地元の再発見が愛着と自信を育てる
3 『せとうち暮らし』(香川県高松市)
  ──クリエイターがつながり、応援する人がいて、メディアが成長する
考察:地域の人とよそ者の情熱が広がりを生む──issue+design、「離島経済新聞」

epilogue ローカルメディアはいつも実験場だった
──仙台メディアテーク、谷根千、フリースタイル、TOmagazine、飛騨


影山 裕樹[カゲヤマ ユウキ]
影山裕樹(かげやまゆうき)/編集者、プロジェクト・エディター。1982年、東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒業後、雑誌「STUDIO VOICE」編集部を経てフィルムアート社に入社。『ヨーゼフ・ボイス よみがえる革命』『じぶんを切りひらくアート』『横井軍平ゲーム館 RETURNS』などの美術書、カルチャー書を多数手がけた後に独立。2010年に「OFFICE YUKI KAGEYAMA」を立ち上げ、書籍の企画・編集、ウェブサイトや広報誌の編集、展覧会やイベントの企画・ディレクションなど幅広い業務を行っている。プロデュース・編集した書籍に『地域を変えるソフトパワー』『秘密基地の作り方』『大人に質問!』など。近年は「フェスティバル/トーキョー」(12、13)「十和田奥入瀬芸術祭」「札幌国際芸術祭2014」など各地の芸術祭やアートプロジェクトに編集者、ディレクターとして携わる。著書に『大人が作る秘密基地』、共編著に『ゲームの神様・横井軍平のことば』『十和田、奥入瀬 水と土地をめぐる旅』など。「NPO法人芸術公社」設立メンバー/ディレクター。OFFICE YUKI KAGEYAMA

目次

Prologue つながりを生み出すローカルメディア
1 観察力×コミュニケーション力(『みやぎシルバーネット』(宮城県仙台市)―お年寄りが表現し、語り合う場所
『ヨレヨレ』(福岡県福岡市)―現実を真剣に描くからこそ面白い
考察 時間をかけて見つめることでコミュニケーションが生まれる―無明舎出版、『kalas』)
2 本・雑誌の新しいかたち×届けかた(『東北食べる通信』(岩手県花巻市)―生産者と消費者の関係を深める食べ物付き情報誌
本と温泉(兵庫県豊岡市)―“地産地読”という届けかた
考察 その地に最適なかたちと方法がある―「十和田奥入瀬芸術祭」「宿命の交わるところ―秋田の場合」ほか)
3 地域の人×よそ者(『雲のうえ』(福岡県北九州市)―平凡な場所が素敵に見えてくる
『La Collina』(滋賀県近江八幡市)―地元の再発見が愛着と自信を育てる
考察 地域の人とよそ者の情熱が広がりを生む―issue+design、『離島経済新聞』)
Epilogue ローカルメディアはいつも実験場だった―『谷根千』、せんだいメディアテーク、『フリースタイルな僧侶たちのフリーマガジン』『飛騨』『TO magazine』

著者等紹介

影山裕樹[カゲヤマユウキ]
編集者、プロジェクト・エディター。1982年、東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒業後、雑誌『STUDIO VOICE』編集部を経てフィルムアート社に入社。美術書、カルチャー書を多数手がけた後に独立。2010年に「OFFICE YUKI KAGEYAMA」を立ち上げ、書籍の企画・編集、ウェブサイトや広報誌の編集、展覧会やイベントの企画・ディレクションなど幅広く活動している。近年は各地の芸術祭やアートプロジェクトに編集者、ディレクターとして携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

R

16
ローカルメディアという、地域に特化した紙媒体、雑誌を作っている会社や組織を紹介した本でした。ネット全盛の今だからこそ紙の雑誌で、年齢の高い人たちには紙媒体で、ローカルに染まったそこだからこそのメディアをどのように作り、動かしているかがかなりの例が紹介されていて面白かった。ある人は、すべてを一人でこなすからなんとか存続できていたり、副業か本業かわからなくなっていたり、どっしりと地域に根ざして企業のCSRとして培われていたりと、様々で勉強になりました。2018/04/25

Nobuko Hashimoto

16
地域に密着した紙媒体のメディアを紹介する本。執筆編集発行に携わる人数や母体などは様々だが、それぞれ興味深い。特に印象に残ったのは「みやぎシルバーネット」。たった一人で20年にわたり発行している月刊紙である。現在の部数は3万6千部。人気コーナーはシルバー川柳で、そこから読者同士の交流も発生しているという。滋賀の誇る老舗菓子屋であるたねやの事例も興味深く読んだ。自社製品の宣伝のためではない、ていねいな誌面作り。たねやが文化事業に力を入れているのは知っていたが、この冊子は見たことがなかった。店頭で見てみよう。2016/06/18

たらちゃん

12
うらやましい。寂しい。こんな居場所をもっていないから。2020/07/22

6
☆☆☆ ローカルメディアの記事の作り方、運営法、デザインの仕方、写真の撮り方などのノウハウ本。幅允孝さんの名前があるのを見てすぐ読んだ。城崎のプロジェクトに関わっていたことは知っていたけれど、それが誰と、どういうキッカケで、何を目的に始まったのか知らなかったし、苦労話や結果まで知れたのが良かった。温泉マークの入ったタオル地の万城目学の本、蟹の殻のような表紙の湊かなえの本、どちらも面白そう。幅さんは最近も神戸のアイセンターでブックディレクターをされていた。身近に幅プロデュースの場所が増えつつあって嬉しい。2018/07/17

ちや

5
沢山事例が紹介されている。2021/11/10

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