内容説明
環境・エネルギーの問題は、設備投資や技術開発だけでは解決しない。大事なのは、地域の人々が自立しながら互いにつながり、力を発揮することだ。いま求められる、環境コミュニティづくりのための具体的な行動を提案する。
目次
第1部 環境コミュニティづくりが求められる時代(環境・エネルギー問題の根幹を問う;これまでの環境政策や議論を振り返る)
第2部 環境コミュニティ力を活かす取組み(低炭素都市;地球温暖化適応 ほか)
第3部 環境コミュニティづくりの実践地域(市民協働による環境都市づくり―長野県飯田市;地域住民総参加による資源循環―福井県池田町 ほか)
第4部 環境コミュニティ大作戦を企てる(環境コミュニティ力を高めながら環境配慮を促す;環境コミュニティづくりを協働で進める ほか)
著者等紹介
白井信雄[シライノブオ]
1961年生まれ。静岡県浜松市三ヶ日町育ち。1986年大阪大学大学院前期課程環境工学専攻修了。三井情報開発株式会社総合研究所環境・資源領域リーダー、株式会社プレック研究所持続可能環境・社会研究センター長を経て、法政大学地域研究センター特任教授。シンクタンク時代の環境省、国土交通省、林野庁等の委託調査の経験を活かし、環境分野での実践を具体的に支援する研究活動を実施中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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