エネルギー政策のイノベーション - 原発の終わり、これからの社会

飯田哲也

学芸出版社（京都）（2011/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 175p／高さ 19cm
• 商品コード 9784761512972
• NDC分類 501.6
• Cコード C0031

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Rollin']

大阪市のブレインとしても原発問題について提言しているだけあって、世界の自然エネルギー発達の歴史などの記述はよく分かる。しかしながら、日本の原発がすべて止まっても大丈夫という根拠に関しては、それほど明解に語られているわけではない。将来的に、地域的な自然エネルギーへと向かうことは必然かもしれないが、政財官の閉鎖性が打破されただけで実現できるほど甘くはないようにも感じる。ともあれ、現在の日本の状況は決定的にダメなことは、この本を読んで決定的になることは確かである。

2012/04/18

[おね様]

エネルギー政策全般のことが広くわかる。でもかねてからの疑問でもある 『中国・東ヨーロッパ・アフリカなどではなぜ原発が増え続けているか』 に関しては、考えが述べられていない

2012/02/14