建築運動に詩あり―一建築人の軌跡

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  • サイズ A5判/ページ数 142p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784761511937
  • NDC分類 523.1
  • Cコード C0052

内容説明

「住みよい環境」をめざすことは、建築運動の原点中の原点。「住民派のまちづくり・生活派の建築創造」を定式化し、「住民のために」から、「住民とともに」へと建築運動は前進。そのなかで、縦のつながりに「詩」はなく、横のつながり―連帯・交流・共生・協同・協働といった地域まちづくりの理念に「詩」を!著者は、自分の体感した運動の軌跡を回想しながら、「これからの建築運動のありか」を探り、「柔らかい建築運動」へと問題提起。「協同(協働)呼応型開発」に「詩」を呼ぶ。

目次

第1部 新日本建築家集団大阪支部の時代(学生時代;NAUOでの活動;和歌山大水害の調査活動;絹谷裕規との共同論文)
第2部 新建築家集団NACの時代(連帯・交流の思想と運動の芽ばえ;NAC時代の活動;三人の先達を知る;新中国と交流活動)
第3部 新建築家技術者集団の時代(建築運動の全国組織化をめざして;全国組織として誕生の歴史的意義 ほか)
第4部 これからの建築運動の私論―「柔らかい建築運動」へ(新建の「憲章」制定;21世紀の社会の展望予測 ほか)

著者等紹介

松井昭光[マツイアキミツ]
編集・評論家、一級建築士。1927年大阪生まれ。1950年旧制大阪市立都島工専建築科卒。「新日本建築家集団(NAU)」参加。1953年旧制大阪市立商科大学学部卒。1960年「新建築家集団(NAC)」創設に参加。1970年「新建築家技術者集団」創設に参加。機関誌『新建』(のちに『建築とまちづくり』)初代編集委員長。日本建築協会『建築と社会』元編集長。新建築家技術者集団名誉会員
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