出版社内容情報
言語評価法を子どもの発達に沿い、実施の際に用いる提示内容や方法、採点や記録用紙なども含めて、4 種類の言語評価法詳しく紹介する。
【目次】
はじめに
この本の構成
各記録用紙(資料)のダウンロードについて
第1章 言語創発期の評価 文の多様性による早期言語発達評価法
検査概要および記録用紙
解説
1.1 対象と目的
(1)幼児期前期の「ことばの遅れ」と言語発達障害
(2)幼児期前期の「評価法」
(3)本評価法の対象
1.2 実施手続き
(1)実施環境
(2)発話の採取
(3)記録
(4)採点
(5)判断に迷う発話について
1.3 保護者への説明と助言
コラム1 語彙の多様性による評価
第2章 基礎的言語規則習得期から学習言語習得期の評価 ダイナミックアセスメント
検査概要および記録用紙
解説
2.1 対象と目的
(1)ダイナミックアセスメント
(2)本評価の目的
2.2 実施手続き
(1)事前準備
(2)音声言語:5 枚絵ナラティブの再生課題
(3)書字言語:新奇文字の習得課題
2.3 採点および定型発達データ
(1)音声言語:5 枚絵ナラティブの採点
(2)書字言語:新奇文字課題の採点
2.4 事例への適用について
(1)言語の問題や発達障害のリスクがある年長児3 事例
(2)外国にルーツをもつ年長児2 事例
第3章 学習言語習得期の評価① 文の復唱課題
検査概要および記録用紙
解説
3.1 対象と目的
(1)日本語版「文の復唱課題」の目的
(2)日本語版「文の復唱課題」の対象
3.2 実施手続き
(1)事前準備
(2)課題構成
(3)検査用具
(4)教示法と実施条件
(5)記録と採点方法
3.3 理論的背景:文の復唱課題とは
(1)文の復唱で何がわかるのか?
(2)海外における文の復唱による言語評価
(3)日本における文の復唱の研究
3.4 「文の復唱課題」の定型発達データ
(1)調査方法
(2)調査の結果
3.5 「文の復唱課題」を実施した事例の紹介
(1)事例1:文法の誤りや不自然な表現が目立つ11 歳男児
(2)事例2:複雑な文の理解や組み立てが困難な13 歳男児
(3)事例3:短期記憶とことばの想起の困難さが強い8 歳女児
(4)考察
(5)結語
コラム2 12 点法による簡易評価
第4章 学習言語習得期の評価② 再生ナラティブによる言語評価
検査概要および記録用紙
解説
4.1 対象と目的:再生ナラティブによる評価の構成と特徴
(1)評価の目的
(2)対象となる年齢範囲
(3)特徴
(4)評価の視点
4.2 実施手続き
(1)概要
(2)定型発達児のナラティブ
4.3 理論的背景:再生ナラティブによる言語評価とは
(1)ナ