内容説明
感覚と運動の高次化発達ステージの4層8水準の発達段階を把握し、個々の育ちの方向性・可能性を見据えて支援を組み立てる。「感覚と運動の高次化理論」を通した子どもの読み取り方から臨床実践までを整理。発達につまずきのある子どもの育ちを捉える上で重要な視点を示す。
目次
第1部 感覚と運動の高次化理論の基本理念(感覚と運動の高次化理論の成り立ち;感覚と運動の高次化理論における発達臨床的視点)
第2部 4層8水準からみる発達理解(1層―初期感覚の世界の理解;2層―知覚の世界の発達理解と支援;3層―象徴化の世界の発達理解と支援;4層―概念化の世界の発達理解と支援)
第3部 感覚と運動の高次化からみた臨床実践の展開(初期段階の子どもの事物操作と空間認知の育ち;聴覚優位な自閉スペクトラム症児の自己像発達の理解と支援;個別アプローチの位置づけと展開;集団アプローチの位置づけと展開)
著者等紹介
池畑美恵子[イケハタミエコ]
2002年淑徳大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士後期課程満期退学。現在、淑徳大学総合福祉学部教育福祉学科准教授、淑徳大学発達臨床研究センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。