内容説明
極度の引っ込み思案(シャイネス)を示す子は、対人場面で孤立することにより、学業不振や登校拒否、引きこもりに結びつくことがある。本書では、引っ込み思案を克服するためのワークシートを活用した練習方法、ソーシャルスキルやリラクセーションを組み合わせた支援方法を紹介する。
目次
第1章 引っ込み思案の定義
第2章 子どもの社会行動の評価
第3章 家庭で行なえる練習
第4章 地域社会や学校で自分でできる練習
第5章 ソーシャルスキルの促進
第6章 リラクセーションと現実検討力の支援
第7章 効果の維持と特別な問題
著者等紹介
カーニー,クリストファー・A.[カーニー,クリストファーA.] [Kearney,Christopher A.]
ネバダ大学ラスベガス校の心理学教授。附属の登校拒否・不安障害クリニックの所長を務めるとともに、臨床トレーニングの責任者も兼任している。ニューヨーク州立大学アルバニー校で博士の学位を取得した後、ミシシッピ大学メディカルセンターでインターンを経験し、1990年にネバダ大学ラスベガス校に着任した。研究室に所属する大学院生と共同で多くの著作を発表。また、対人援助専門職や教育行政担当者のためのワークショップも数多く開催している
大石幸二[オオイシコウジ]
立教大学現代心理学部・教授。1967年生まれ。筑波大学大学院心身障害学研究科博士課程単位取得満期退学。専門は、応用行動分析、特別支援教育、臨床発達心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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