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内容説明
本書は、子どもたちが示す気になる・困った行動から、「生きる力」を育む活動への自立的・主体的な参加を促進するための手だてや配慮を導き出すプロセスを示しています。情報を整理し、ABC分析を行なうための綿密な手順を踏むことで、気になる・困った行動を読み解き、子どもの教育的ニーズに応じた的確な支援を見いだすことができるでしょう。
目次
第1章 気になる・困った行動とは?(学校で見られる気になる・困った行動;気になる・困った行動の本質とは?;気になる・困った行動を読み解く意義)
第2章 気になる・困った行動を読み解く(積極的行動支援と特別支援教育;なぜ、そのように行動するのか?;気になる・困った行動から教育的ニーズを読み取る;気になる・困った行動を読み解き、支援計画を立案する)
第3章 包括的な支援計画の立案(情報を収集しよう;どんな情報があるの?;現在の様子をおおざっぱに調べてみよう;現在の様子を詳しく観察してみよう;集めた情報を整理してみよう;整理した情報をもとに、要因を読み解いてみよう;要因仮設から、支援計画を立ててみよう)
第4章 包括的な支援計画の実施と支援体制(支援方針に基づく包括的な実行プランの立案;各事例の実行プラン)
第5章 気になる・困った行動から読み解く支援の意味(気になる・困った行動を起こさせないことに焦点を置いた対応;もう1つの観点;気になる・困った行動から読み解く支援の在り方)
著者等紹介
藤原義博[フジワラヨシヒロ]
筑波大学大学院博士課程心身障害学研究科単位取得中退・教育学博士。現在、筑波大学附属大塚特別支援学校長。専門は、授業づくり、知的障害児・自閉症児の指導法、応用行動分析学
平澤紀子[ヒラサワノリコ]
上越教育大学大学院学校教育研究科障害児教育専攻修了・博士(教育学)。現在、岐阜大学大学院教育学研究科教授。専門は、行動面が気になる発達障害のある子どもの支援方法、応用行動分析学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。