内容説明
障害者の示す自傷行動や攻撃行動などは、施設職員や家族、そして、障害者自身にとっても難しい問題であり、こうした問題行動を解決することも容易ではなかった。しかし、長年にわたり、行動変容アプローチを研究してきた筆者は、次々と、障害者の問題行動を改善し、望ましい行動の形成を可能にしてきた。なぜ、行動を変えられるのか?本書は、理論、技法、そして実践事例の紹介を通して、問題行動変容アプローチの全容を明らかにした1冊である。
目次
第1部 従来の障害者福祉の実践(障害者福祉の動向;ソーシャルワークにみられる障害者家族への援助)
第2部 行動変容アプローチの理論(行動変容アプローチの目的;行動変容アプローチの特徴;行動変容アプローチの技法)
第3部 行動変容アプローチの実践例(知的障害者居住施設における実践;知的障害者授産施設における実践;肢体不自由児施設における実践 ほか)
著者等紹介
三原博光[ミハラヒロミツ]
県立広島大学人間福祉学科教授、社会福祉学専攻、関西学院大学大学院社会学研究科博士課程後期課程修了、ドイツ・ハノーバー大学特殊教育学部留学(ロータリー財団奨学生)、ドイツ・ケルン大学特殊教育学部短期留学(日本学術振興会)。医療福祉学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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