吃音

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  • サイズ A5判/ページ数 228p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784761404031
  • NDC分類 496.9
  • Cコード C3037

内容説明

本書では最新の研究動向を含む詳細な総説に続いて、幼児期、学童期、成人期に分け、さまざまな吃音の事例を提示する。幼児期では、子どもと母親と言語聴覚士の具体的なかかわり方の経過を報告し、学童期では、吃音が進展した事例に有効であった言語指導の事例やことばの教室での事例を示す。成人期では、心理的ストレスがきっかけで吃音になった事例や全体構造法(JIST法)を吃音へ適用した事例、そしてセルフヘルプグループでの吃音者の“生”の声を紹介する。吃音児者とその家族、通常学級の担任教師などに対して、言語聴覚士はどのような援助が可能なのか。具体的な事例を通して考察する。

目次

1 総説
2 幼児吃音(早期に介入を開始した吃音幼児の経過;一過性吃音の事例と他の問題を併せもつ吃音の進展した事例)
3 学童吃音(吃音の進展した学童に対する言語指導の試み;コミュニケーションに不安を抱いている事例へのアプローチ;指導が長期になった事例)
4 成人吃音(電話困難を主訴とする事例についての検討;全体構造法の吃音訓練;成人吃音者のセルフヘルプ―三人の吃音物語)

著者等紹介

盛由紀子[モリユキコ]
横浜国立大学教育人間科学部

小沢恵美[オザワエミ]
国立身体障害者リハビリテーションセンター
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