内容説明
「母親と教師が連携すれば、子どもを伸ばすことができる」という信念のもと、著者は小学校の特殊学級・通級指導教室に親が同席するという独自の指導形態「親子通級」を20年以上続けてきた。教師と障害をもつ子どもの親が「ことばを伸ばす」という共通の願いに向かい、お互いを信頼し、認めあうことができる強固なパートナー関係を結ぶ。その時点で、子どもに課した課題の半分以上が達成できる、と言っても過言ではない。教師と母親との二人三脚の授業。
目次
序章 養護学校で出会ったお母さんたち
第1章 「こんなお母さんが子どもを伸ばす」六か条
第2章 「根気強く」課題に取り組むお母さん
第3章 子どもが「みえる」お母さん
第4章 「待てる」お母さん
第5章 「工夫できる」お母さん
第6章 先生に「本当のことが言える」お母さん
第7章 夫と「仲のよい」お母さん
著者等紹介
五島君子[ゴシマキミコ]
1972年大学卒業。養護学校勤務の後、公立小学校の難聴学級と言語学級、通級指導教室(言語)で23年間、親子通級指導を行なう。学校心理士
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