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内容説明
突然襲った激しい揺れ―「放送しなくては」。その日、1月17日、NHKアナウンサー宮田修は、カメラの前に11時間あまり座り、次々に明らかになる大震災の惨状を伝えた。そのとき彼は、何を考え、何に迷い、どんな言葉を選んで放送を続けたか―四半世紀、25年のアナウンサー生活を振り返り、あの大震災報道を自ら検証する。
目次
いつもの朝
宮城県沖地震の経験
脱しよう!!
高速道路が落ちた
被害拡大
被災地上空
空から何を伝えたか
休息
旭川でのスポーツアナウンサー時代
長田炎上
一月十七日午後十時五十分
皆さんからのお便り
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モリータ
6
◆1995年9月22日関西書院刊。元NHKアナウンサーの宮田修氏(1947-)が、自身の、阪神大震災当日・1月17日の報道を回想する。宮田アナは94年に大阪局へ転勤し、「おはようきんき」(現「おはよう関西」)を担当。その放送準備中に震災に遭遇し、「地震発生直後の午前5時49分5秒から午後1時までの7時間あまりと、午後7時から午後10時50分までのおよそ4時間、合わせて11時間あまり、カメラの前に座り、次々に明らかになる被害を伝えつづけた」(11頁)◆やや散漫な構成だが、懐かしい朝の顔、人柄も伝わってくる。2024/02/11