出版社内容情報
現在、日本のサラリーマンの労働シーンというのは1つの歴史的転換点にあるように思います。AI・ジョブ型人事制度の導入・外注化(コンサル活用)という大波が、あらゆる階層の労働を嘗め尽くして、全てを、多くの労働者の目線では必ずしも望ましくはない方向に変えようとしています。
私文ホワイトカラー。
私立文系大学を出て、事務職と言われる仕事に就いたサラリーマンを呼称する表現です。数学での受験を回避して大学進学し、特別なスキルを持つことなく、メンバーシップ型雇用下での社への忠誠で世渡りをしていく我々は、来るべきAI化・ジョブ型時代において真っ先に刈り取られる存在として名前が挙がります。
申し遅れましたが、自己紹介をさせてください。
株式会社板橋 東京中央支店と申します。
40手前で、しがないサラリーマンをしております。
私自身、私立文系大学を出た「私文ホワイトカラー」としてAI・ジョブ型雇用・外注化に怯える日々です。
我々とて座して死を待つわけにはいきません。我々にも暮らしがあり、生き残らなければならないのです。
そこで本書は、特別なスキルを持たない私文ホワイトカラーが、これからの激動の時代をどうしたら生き残る確率を1%でも上げることができるかを考える1冊です。
【目次】
第1章 サラリーマン・ゲーム
第2章 起業/副業/投資、「本業以外の生き方」という甘美な誘惑の正体
第3章 凡人とハイパフォーマーとを分かつ「構造化」
第4章 どこでも通用する7つの行動特性
第5章 転職
第6章 ホワイトカラーに襲い来るAI・外注化に抗う3つの武器
第7章 「専門性/ジョブ型」時代をどう生きるか
第8章 私文ホワイトカラーが生き残る最も現実的な戦略
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- 電子書籍
- ライオンブックス 全7巻セット



