出版社内容情報
ANA流の「カイゼン」はどんな職種でも適応できる
ANAのカイゼンはトヨタ自動車が生み出した生産方式を手本にし、非製造業でも使えるようなやり方に変えて2 0 1 6 年から導入しました。
その結果、
・部署内の年間業務時間を「1万 4 6 0 0 時間削減」
・CAの年間業務時間を「2万 1 0 0 0 時間削減」
・成田空港の航空機のエンジン保存にかかるコストを半年間で「5 0 0万円削減」
・お客様からのクレームに対する一次対応の所要時間を「61%削減」
という成果を得られました。
また、数値には表れにくい成果として、「ANAで仕事ができることを誇りに思えるようになった」「仕事が楽しくなった」という声が、現場から数多く挙がっています。90%以上の人が「カイゼン活動の結果、生産性が向上した」と回答しています。
変化が激しい今の時代は、人も組織もその変化に適応していく必要があります。そのためには日々のカイゼンが必須なのです。
しかし、なかなかカイゼン活動が定着しないという会社も多いようです。
本書は、どんな業種でも適用でき、会社に文化としてきちんと定着しする「カイゼンの方法」をわかりやすく解説しました。
内容説明
非製造業が導入した「高い品質・サービス」と「高い生産性」を実現する方法。安全を提供し続けられる企業が実践するカイゼンとは?
目次
第1章 ANAがカイゼン導入に成功した理由
第2章 カイゼンは4つのプロセスで進める
第3章 カイゼン活動を進めるための具体的な手法
第4章 カイゼン事例は全社で共有する
第5章 ANAで実際に行ったカイゼン事例
第6章 最新技術を組み合わせれば、カイゼンはさらに飛躍する
第7章 カイゼンでヒューマンエラーを防止する
著者等紹介
川原洋一[カワハラヨウイチ]
1985年ANA入社。整備本部装備工場で航空機の慣性航法装置などのコンピュータやコックピットの計器類の整備現場に8年間従事。その後、航空機部品の購買・修理管理や、整備本部の戦略策定などの部門運営に携わる。整備本部企画チーム・マネジャー、機装センター業務推進室長、装備品整備部長、部品事業室長(部品・装備品・エンジンの整備現場を含めた総責任者)などを経て、2018年にKAIZENイノベーション推進室長に就任。KAIZENとイノベーションの責任者としてリードする。2022年にANAを退職し、現在はANAビジネスソリューション(株)で講師として「ヒューマンエラーを起こしても事故にならない仕組みづくり」「安全をつくる取り組み」などについて、他業種の方々に研修や講演を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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