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出版社内容情報
私は経営コンサルタントとして今まで200社以上の企業で研修・コンサルティングを行 い、さまざまなリーダーに出会ってきました。そして彼らの行動や言動を分析し、優れた リーダーに共通する法則を発見したのです。
今回はその中から、最も重要な20の法則をご紹介します。そこからリーダーが何をすべ きかが見えてくるでしょう。
まず、多くの優れたリーダーに共通しているのは「シェアリングリーダー」であるとい う点です。
シェアリングリーダーは想いを共有し、チームで起きたことすべて、チームのメンバー の感情すべてを共有するリーダーのことです。すべてをシェアリングして人間関係がよく なれば、売上を追わなくても結果を出せるチームになります。
また、リーダーの一番の悩みのタネである人材育成にも有効です。
もし、売上が低迷していて危機感を抱いているのなら、なおさらシェアリングをしてチ ームの絆を強くすることをおススメします。
本書では、売上アップの方法や数値目標の立て方などについては、一切お話ししません。 一見、ぬるいように思えるかもしれませんが、すべてを分かち合えるチームにすることで、 必ず数字はついてきます。
数字は追うものではなく、チームの後から追いかけてくるものなのです。
(以上、「はじめに」より抜粋)
内容説明
新しい組織をつくる知恵をひとまとめにしました。情報も感情も隠さずに見せ合う、言葉をそろえて職場環境も整える、上司と部下の壁を越える、メンバーと一緒に理念を考える。日本ハム、三井ホーム、アウトバックなど多様な業種で効果実証済み。
目次
第1章 シェアリングリーダーの最強の武器~成功のサイクル(ぐいぐい引っ張るリーダーはもういらない;「想い」を共有するチームは強い ほか)
第2章 「関係の質」がよくなるための法則(人間関係の改善は1on1より全共有;飲みニケーションより関係を深める「カードファシリテーション」の法則 ほか)
第3章 「思考の質」を高める法則(リーダーは「チャッカマン」になれ;人と人をつなげる接着剤「心に刺さる理念」の法則 ほか)
第4章 「行動の質」をパワーアップする法則(一人の「しくじり」はみんなの財産;思考のクセを変えれば行動は変わる「経験学習」の法則 ほか)
第5章 次のサイクルにつなげる「結果の質」(チームの成長を止めないリーダーであれ;グッドサイクルを回し続けるために必要なこと ほか)
著者等紹介
加藤芳久[カトウヨシヒサ]
リーダー育成と組織変革を得意とする経営コンサルタント。「理念型育成」を日本で初めて開発・体系化した人財育成の専門家。情報経営イノベーション専門職大学客員教授。大学卒業後、大手旅行会社、コンサルティング会社を経て、2016年に株式会社加藤経営を設立。資金も人脈も無いゼロからの起業だったが口コミで評判が広がり、上場企業、官公庁からのオファーが殺到する。これまで200社以上に対して人財育成の体系化・組織風土変革を支援してきた。顧客企業は、日本ハム、三井ホームなどの大手企業を中心に、米国発祥のステーキハウス・アウトバックから化学メーカーまで多岐にわたる。最高で半日200万円という高額フィーながらコンサル依頼が絶えない。日本最大級の洋上研修への参画をはじめ、台湾、シンガポールなど海外にも活躍の場を広げている。2013年からは私塾にて東洋思想と帝王学を学び、人生の本質は何かを探究してきた。「100年後に生まれてくる子供達に誇れる国を遺す」という理念のもと、社員同士の絆を強め離職率を劇的に下げながら業績を伸ばすコンサルティングに定評がある。2022年には、株式会社ファイブベイ(FiveVai)設立、取締役副社長兼CHO(チーフハピネスオフィサー)に就任。千葉県千葉市生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。