出版社内容情報
本当に大切なことは「おみくじ」のウラに書いてある神様からの言葉である。本書では見逃しがちな「おみくじ」のウラの内容を解説。
内容説明
大吉、小吉、凶などに一喜一憂してはいけません!読むべき所は「そこ」ではありません。おみくじに隠された古来からの知恵と言霊。神様からのメッセージを上手に受け取る方法を教えます。
目次
第1章 人生の言葉(数うればここだくの悔いことごとく思いあがりの一つより出づ 出典・作者不詳;心だにまことの道にかないなばいのらずとても神や守らむ 菅原道真 ほか)
第2章 生命の言葉(長き世の苦しきことを思え返し何嘆くらむ仮の宿りを 作者不詳(『続古今和歌集』)
ささなみの国つ御神のうらさびて荒れたる都見れば悲しも 高市古人(『万葉集』) ほか)
第3章 なりわいの言葉(家富みてあかぬことなき身なりとも人のつとめに怠るなゆめ 明治天皇(『明治天皇御製集』)
ちはやぶる神の社し無かりせば春日の野辺に粟蒔かましを 娘子(『万葉集』) ほか)
第4章 縁の言葉(春の苑紅匂う桃の花下照る道に出で立つ娘子 大伴家持(『万葉集』)
世の中の事ある時にあいてこそ人の力はあらわれにけれ 明治天皇(『明治天皇御製集』) ほか)
著者等紹介
渋谷申博[シブヤノブヒロ]
1960年、東京生まれ。早稲田大学卒。日本宗教史研究家。神道、仏教、さらにキリスト教にも精通し、その幅広い知識から、よみうりカルチャーなどで神話等の講座を開講して好評を博している
三橋健[ミツハシタケシ]
1939年、石川県金沢市生まれ。神道学者。元國學院大學神道文化学部及び同大学院教授。日本の神道文化研究会主宰。國學院大學大学院博士課程単位取得退学。博士(神道学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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