「先見力」の授業―AI時代を勝ち抜く頭の使い方

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「先見力」の授業―AI時代を勝ち抜く頭の使い方

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761273224
  • NDC分類 304
  • Cコード C0030

内容説明

メディアや知識人の「ウソ」を見抜き、一人勝ちする方法を筑波大学の先生が教えます。

目次

第1章 疑うクセを身につけよう―一見説得力のある議論の落とし穴
第2章 「本当に合理的か?」と考えよう―広告に紛れ込む「危ない企業」を見抜く
第3章 難しく見えるものこそ、学校で習った知識が役立つ―「値下がりする株」は予測できる
第4章 集団が騙されるポイントを知ろう―「研究不正」を見破り、儲けのチャンスに変える
第5章 「不変量」で必ず失敗するものを先読みする―東芝とシャープの凋落は予測できた
第6章 目先の利益・きれいごとの幻惑に克つ―後悔しないための「職場・職業選び」
第7章 タブーに切り込んで、隠れた需要を見つけよう―外科医不足、高齢出産、NHK受信料…チャンスは至る所にある

著者等紹介

掛谷英紀[カケヤヒデキ]
筑波大学システム情報系准教授。「先見力」研究の先駆者。1970年大阪府生まれ。1993年、東京大学理学部生物化学科卒業。1998年、東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了。博士(工学)。通信総合研究所(現・情報通信研究機構)研究員を経て、現職。専門はメディア工学。NPO法人「言論責任保証協会」代表を務め、これまにでも「先見力検定」や「高校生先見力懸賞論文」などを実施、先見力のある人材を見分ける方法について研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hk

15
著者は小学校2年生の時に共産主義が頓挫することを確信した聡明叡智だ。ワタシも小学校1年生の時分にシンギュラリティ脅威論を説いた俊英なのでシンパシーを感じながら拝読した。こうした早熟な人物にありがちな尊大さや外連味を受容できる読者ならという留保付きでお勧めしたい一冊だ。「テレビ局職員が不祥事を起こしても馘首されない訳」「労働集約型の企業がCMを打つのは危険信号」「嘘つきは正直者の81倍おしゃべりであるとは?」「時間を増やす商品と、時間を浪費する商品」など多様なトピックスから先見力を磨くヒントを紹介している。2018/05/11

T坊主

12
久しぶりに今後もこの著者の作品を読みたい本に出合った。分析学、分析力が今後必要ですね。若いうちに自分の好きな分野で大いに色々な体験、経験をすることは自分の経験から言って非常に大切ですね。今の自分にはそれが十分に活かされています。2021/10/24

チャー

11
情報が溢れる世の中で、誤った情報に振り回されないための先を見通す力について解説した本。過去のレビューを遡って引用し、自然言語解析を通じて先読み力の高い人の発言を解析した研究は大変興味深い。物事が起こる前にレビュワー書かれた内容を分析することで、読みが鋭い人の特徴が示されており、その傾向には納得する面も。成功の予見は難しいが失敗の兆候をつかむことはできるという指摘はなるほどと思う。企業の盛衰やニュースの行く末など、過去の出来事にヒントが隠れている。軽率な情報に注意し、重大な判断にはデータの解析と熟考が必須。2022/05/22

紫の煙

7
世の中に溢れる悪意、ウソに騙されないようにしようという内容。時代の先を読み、ビジネスに役立てようという事では無い。ただ、逆張りで株で儲けようとは書いてある。教養が大切なのは納得。2018/09/02

Mzo

7
物事を定量的に考えないと騙されることが多々ありますよ、という内容。理系の書き手に多い主張といえば主張だが、佐藤健太郎より経済寄りで、森博嗣より俗(笑)。そして相変わらず、この手の主張の本は、届いて欲しい人には届かないんだろうな、と思う。2018/07/25

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