内容説明
外資系金融マンは知っている、賢い投資、愚かな投資。信じてはいけない、お金の「常識」。
目次
第1章 「投資」のまちがい
第2章 「投資信託」のまちがい
第3章 「為替」のまちがい
第4章 「株」のまちがい
第5章 「債券」「経済政策」のまちがい
第6章 「不動産投資」のまちがい
第7章 「決算書と会社」のまちがい
第8章 「お金」のまちがい
著者等紹介
ジョン太郎[ジョンタロウ]
現役外資系金融マン。大手銀行入社後、日系・外資系の様々な金融機関で、商品開発や戦略企画などの要職に就く。投資信託や不動産ファンドなど、様々な分野で投資・運用ビジネスに携わり、株式・債券・為替・REIT・デリバティブ等々、多種多様な金融商品に精通。2005年よりブログ「ジョン太郎とヴィヴィ子のお金の話」を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おおたん
10
再読本。前回では、当時の常識や勘違いをここで学びました。2016年の本ですが、今にも通じる投資に対する姿勢や考え方が学べます。数値データを交えての説明は、納得できます。投資をしている初心者から中級者は、読んで損はないと思います。◆景気が悪い時は、意外と会社は潰れない◆世の中にフリーランチはない◆REIT→流動性リスク、金利上昇に弱い◆少数派の専門家の言葉に耳を傾ける2025/04/13
おおたん
9
投資の勉強のために。思ったよりボリュームがあり、また詳しい数値説明やロジカルな説明で理数系の本だと感じました。また、例文というかQ andA方式で投資のことを回答しながら説明してくれるため、分かりやすいと思います。投資信託関連の本は、もう少しざっくりしたら内容が多い中、数値を交えてロジカルに解説しているため、研究、探究しながら投資を楽しみたい方向けの本だと思います。数字の見方の参考になります。手元に置いておいて、たまにチェックしたいと思います。2021/04/03
nizimasu
5
久々にこのテの本を読みましたが簡単なように魅せて結構骨太の内容なのです。投資は今の時代は厳しいがオーソドックスで相場で生き残るためのノウハウは満載ではないだろうか2016/06/26
wang
3
投資本の中では良心的な内容。特に投資信託・株・為替については表面的なイメージで流されがちな投資姿勢を改めるきっかけになりそう。それぞれの商品の本質をしっかりとした根拠で解き明かしている。が、債券・不動産・決算書・お金の話は説明不足だったり根拠の数字の掘り下げが不十分で不満が残る。なんかページ稼ぎの項もあるように感じた。が、全体的には投資をはじめようとしている人には知って置いて損のない知識が沢山入っている。2016/11/27
siru
3
投資、経済、お金についての情報に対する誤解を説明している。こういう考え方もあるんだなという参考になる。誰かが言っていることをそのまま信じるのではないう、色々調べることが大事という点はまさにそうだと思う。外資系金融マンの著作のようで、上から目線な説明が見受けられて、ちょっと読みづらい部分もあるかな…と感じました。もっとも、私自身の理解不足・レベルの低さがそう感じさせているとは思いますが。2016/01/31