内容説明
企業は税金で破綻する!源泉税、消費税…傾く企業が陥る税金“アリ地獄”―。不正蓄財の発見手法から滞納整理まで元調査官が書く。
目次
第1章 税務調査はきょうもあなたの会社にやってくる!(調査官が調査に行きたがる企業はここだ!;スムーズで問題なく終わった調査 ほか)
第2章 現代の“刺客集団”国税と国税調査官の全貌(国税庁、国税局、税務署。いま、組織の全容はこうなっている;国税調査官、徴収官、査察官…、それぞれの役割の実際は? ほか)
第3章 調査の方針、調査先の選定、調査手法…企業・社長への税務調査はどう変わってきたか(重点調査方針が年度ごとに各税務署に下りてくる;国の調査方針に対して各国税局・税務署の対応は? ほか)
第4章 なぜ、企業が税金で破綻してしまうのか?(お金に細かすぎる社長、羽振りのよい社長が破綻する筋道;あなたの金欲が経営をがさつで粗野なものにする ほか)
第5章 税金に殺されない経営をめざせ!(悪質な調査で起こるトラブルには社長も毅然とした態度を!;納税額を見直すより経営を見直すことが大切 ほか)
著者等紹介
垂水毅[タルミタケシ]
1967年生まれ。高校卒業後、国家公務員初級(現:第3種)の採用試験を経て、国税局へ入り、以後、同局にて26年間勤務。国税局では、査察部、課税第一部資料調査課・統括国税実査官、総合調査担当国税調査官(連絡調整官)を歴任。23年間、査察調査、税務調査の現場で勤務し、数多くの大口・悪質・困難な税務調査を経験。2011年8月東京税理士会へ登録(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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