内容説明
ショーペンハウアーの哲学のなかには、人生の厳しさを見つめつつ、本当の意味で幸せになるために私たちはどのように生きればいいのか、という視点が貫かれている。もうお金や他人の評価に左右されない。「人生の真実」に気づく203の名言。
目次
1章 幸福について
2章 人間、誰もが持っている性質について
3章 自分自身の心がけについて
4章 富・お金について
5章 対人関係について
6章 人間の性格について
7章 知的生活について
8章 年齢の違いについて
9章 人間の運命について
10章 人生の救いについて
著者等紹介
ショーペンハウアー,アルトゥル[ショーペンハウアー,アルトゥル][Schopenhauer,Arthur]
1788‐1860。19世紀ドイツの哲学者。ダンツィヒ(現、グダニスク)に生まれ、裕福な商人の家庭で育つ。父の死後、大学に進み、プラトンとカントを研究。ゲーテと交わり、その後、インド哲学を学ぶ。1819年に著した『意志と表象としての世界』はヨーロッパのペシミズム(悲観主義)の源流と言われ、ニーチェ、トルストイ、トーマス・マン、ワーグナーなどに影響を与えた
鈴木憲也[スズキケンヤ]
1944年生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科在学中に独ミュンヘン大学に留学し、哲学を学ぶ。留学中にドイツ国内の政経研究所で日本学に関する研究に従事したのち帰国。語学学校を設立し、十数年間、経営者として活躍する。その後、研究の道に戻り、米コーネル大学大学院で修士取得、英ロンドン大学(LSE)大学院で博士中退。現在も、国際的視点から見た日本人論の研究や文筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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