ショーペンハウアー 自分を救う幸福論

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  • サイズ B6判/ページ数 1冊(ペ/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761268787
  • NDC分類 134.6
  • Cコード C0030

内容説明

ショーペンハウアーの哲学のなかには、人生の厳しさを見つめつつ、本当の意味で幸せになるために私たちはどのように生きればいいのか、という視点が貫かれている。もうお金や他人の評価に左右されない。「人生の真実」に気づく203の名言。

目次

1章 幸福について
2章 人間、誰もが持っている性質について
3章 自分自身の心がけについて
4章 富・お金について
5章 対人関係について
6章 人間の性格について
7章 知的生活について
8章 年齢の違いについて
9章 人間の運命について
10章 人生の救いについて

著者等紹介

ショーペンハウアー,アルトゥル[ショーペンハウアー,アルトゥル][Schopenhauer,Arthur]
1788‐1860。19世紀ドイツの哲学者。ダンツィヒ(現、グダニスク)に生まれ、裕福な商人の家庭で育つ。父の死後、大学に進み、プラトンとカントを研究。ゲーテと交わり、その後、インド哲学を学ぶ。1819年に著した『意志と表象としての世界』はヨーロッパのペシミズム(悲観主義)の源流と言われ、ニーチェ、トルストイ、トーマス・マン、ワーグナーなどに影響を与えた

鈴木憲也[スズキケンヤ]
1944年生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科在学中に独ミュンヘン大学に留学し、哲学を学ぶ。留学中にドイツ国内の政経研究所で日本学に関する研究に従事したのち帰国。語学学校を設立し、十数年間、経営者として活躍する。その後、研究の道に戻り、米コーネル大学大学院で修士取得、英ロンドン大学(LSE)大学院で博士中退。現在も、国際的視点から見た日本人論の研究や文筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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パフちゃん@かのん変更

57
1788年生まれドイツの哲学者。200年以上昔の人なのにちっとも古くなくて共感できる。「幸福の9割以上は健康によるものだから一日二時間は運動したほうがいい」「もっとも価値あるものは明るい性格」とか「他人は変えられない」「他人の意見に反論すべきでない」「多くを望まなければ貧しくても幸せ」もっともだと思うことが多かったが「知性と社交性は反比例する」というのは納得できない。2017/01/19

miu

20
異端の哲学者、ショーペンハウアー。人間、誰もが持っている性質については首を縦にぶんぶん振りながら大いに納得。最近仕事で怒り爆発な事件があったのだけど、他人に対する章を読んでいたら、とっても落ち着いてきた。時々偉人賢人の言葉を入れて心を整えるのは大事だなと改めて実感。2017/01/31

トッド

11
①幸福は自己に満足する人のもの。⑩多く笑う者は幸福、多く泣く者は不幸。⑪我々の幸福の9割は健康かどうか。㉓愚かな人間ほど優れた人を憎む。㊱人を客観的に判読できるのは初対面の時だけだ。㊳凡人は過去の事を考え、賢人は将来の可能性を考える。①㉚自伝は人間の本質を教えてくれる。①㊸本は材料よりも切り口・考え方が重要。⑯⑤人は夢の中に暮らし、哲学者だけが目覚める努力をする。⑰⑨満足とは新しい努力の出発点。⑲③他人が苦しんでいたら、同情し、自分の楽しみを断念し不自由を背負い込む事。⑲⑥我々は苦悩する人にのみ関心を持つ2020/05/21

芸術家くーまん843

8
「自分を救う幸福論」アルトゥル・ショーペンハウアー、かんき出版ショーペンハウアーはドイツの哲学者。この本の幸福論とは、日本の普通の「生き方」のように思えました。人生はドラマ。自分の運命と能力に身を任せて生きるということです。・人は、社会的地位や富の差によって、それぞれの役割を演じている・・・その中身は各自違っていても、・・・誰もが同じ愚か者である。幸福になるためには、自己に満足すること。明るくすること。健康であること。人の評価を気にしないこと。確かにそんなものでしょうね。・身近なことにとらわれて、重要なこ2013/08/17

ジュリ

3
難しいショーペンハウワーの言葉も1ページずつ簡潔に書かれていてわかりやすい。2019/08/19

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