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日本征服を狙ったアメリカの「オレンジ計画」と大正天皇―東京裁判史観からの脱却を、今こそ!

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  • サイズ B6判/ページ数 371p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761268367
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0020

内容説明

オレンジ計画とは、セオドア・ルーズベルト海軍次官が1897年に策定した日本征服計画で、甥のフランクリン・ルーズベルト大統領が1941年に発動する。この間、大正天皇の支持を得た大隈重信内閣が、日英同盟に基づき、アメリカの友軍として第一次世界大戦に参戦。オレンジ計画を空洞化させた。しかし原敬内閣・高橋是清内閣が日英同盟を破棄し、日本は国際的孤立に陥る。大正天皇の英米協調主義・皇室民主化は地下水脈となり、戦後に花開く。

目次

第1章 太平洋の遠雷
第2章 オレンジ計画
第3章 帝国国防方針
第4章 政党政治の開幕
第5章 伊藤博文遭難と韓国併合
第6章 老害としての山県有朋
第7章 大正天皇と山県有朋の暗闘
補論 大正陸海軍の軍縮

著者等紹介

鈴木荘一[スズキソウイチ]
昭和23年生まれ。「幕末史を見直す会」代表。昭和46年東京大学経済学部を卒業。日本興業銀行入行。審査、産業調査、融資、資金業務などに携わる。とくに企業審査、経済・産業調査に詳しく、的確な分析力には定評がある。平成13年日本興業銀行退職。「現在は過去の歴史の延長線上にある」との立場から、現代政治経済と歴史の融合的な研究を進めている在野の歴史研究家でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ペンポン

2
オレンジ計画の源流がペリーの来航時にあったとは、合理性と計画性に富むアメリカだと悔しいながら感心した。著者の客観的な解説は、結果的に同じ結論を論述している他の多くの論者の解説を圧倒しており深く理解できる。山県有朋の老害問題は今の政界にも当てはまるものである。小中学校で教えられた大正天皇の望遠鏡の話などは、政争に巻き込まれての拡大情報等操られた情報である事はやはりそうかと合点がいった。歴史教育を早く正すべきであると強く感じた。2021/09/08

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