内容説明
創業64期連続増収で時価総額の成長と好配当。残業なし・ノルマなしで離職率は業界平均の1/3、社員の財産を大きく増やす。
目次
社員の働きやすい環境づくりを求めて
第1章 経営は終わりのない駅伝競走(次の社長を育ててほしい;社長の「まだできる」は会社を滅ぼす ほか)
第2章 会社はゆっくり大きくするもの(ゆっくり成長だから六四期連続増収;「がんばらない」から余裕が生まれる ほか)
第3章 会社は脱皮してこそ成長する(シンプルな組織は大きくなれる;仕事範囲の明確化は能率を高める ほか)
第4章 会社を強くするのは人の力(お客様を考えるから家電製品以外は扱わない;売上を伸ばすには店のファンになっていただく ほか)
著者等紹介
加藤修一[カトウシュウイチ]
1946年生まれ、茨城県出身。東京電機大学工学部卒業後、(有)加藤電機商会入社。1973年(株)カトーデンキ代表取締役専務、1982年カトーデンキ販売(株)代表取締役社長(1997年(株)ケーズデンキに商号変更)、2011年6月(株)ケーズホールディングス代表取締役会長兼CEO。2001年4月からは日本電気大型店協会(NEBA)の副会長を4年間務めた。人を尊重する企業風土を育て、ムリ・ムダ・ムラのない「がんばらない経営」を実践することで長期安定成長を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Takumi Kobayashi
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多分、水戸に来なかったら読まなかった本。題名は独特で目を引くけど、中身はいい意味で当たり前のことばかり。読み易い文体で、共感できる事が多く書かれています。期末で忙しい時にこそ…2016/03/19
よどお
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ケーズHDは会社の考えがしっかりしており、それを社員で共有できている企業でした。また、先を見据えている企業でもありました。そんな企業に入社すべきだと感じさせられました。2015/11/20
OZ
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こんなにも社員を、メーカーを、客を大切にしてる会社って他にある?なんか夢物語のような気がするけどちゃんと現実なんですよね…うーん就職したい!!笑2015/04/03
Nobuyuki Iritani
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無欲が多くの価値を与えてくれる。 世の中には、徹底して刈取りだけをやる店もあれば、種をまく店もある。 畑を耕し、種をめきながら刈取りをやる作業が大切である。 『常に余裕を持って種まきだけをやればよい。刈取りは自然に実ったものだけを収穫すればよい』2013/12/19
Zen
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これは本当に皆さん読んでみるべきです。 がんばらないとは、怠惰という意味ではなく、前もって予測しておきいざそれが起きた時に余裕を持って対処できるようにする心構えのことです。2013/05/25