誰かのためなら人はがんばれる―国際自立支援の現場でみつけた生き方

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誰かのためなら人はがんばれる―国際自立支援の現場でみつけた生き方

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761267254
  • NDC分類 333.8
  • Cコード C0030

内容説明

幸せは自分のなかにあった。仕事、人間関係、将来のこと…ほんの少し、見方、ものさしを変えてみると、今よりずっと生きやすくなる。

目次

プロローグ 幸せの新しい定義
第1章 居場所を探して…
第2章 フィールドへ、そしてJEN設立
第3章 走りながら見えてきた仕事の進め方
第4章 仲間と“想い”でつながりたい!
エピローグ 一人ひとりが等しく尊く生きられる世界のために

著者等紹介

木山啓子[キヤマケイコ]
特定非営利活動法人ジェン(JEN)理事・事務局長。大学卒業後、電機メーカーなどに約7年間勤務。その後ニューヨーク州立大学大学院(社会学)修士課程修了。1994年AMDAネパール勤務を経てJEN創設に参加し、旧ユーゴスラビア現地統括責任者として6年間駐在。2000年から現職。以降、モンゴル雪害、アフガニスタン内戦、インド西部地震、エリトリア帰還難民、イラク復興、新潟県中越地震、パキスタン地震、スマトラ沖地震、レバノン難民、中越沖地震、南部スーダン帰還難民、ミャンマー・サイクロン災害、ハイチ地震などの支援活動に従事、指揮する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SORA

7
国際自立支援の活動をしている著者が、旧ユーゴスラビアの首都サラエボで出会った人の言葉が印象的。「自分たちは戦争中のほうが幸せだったかも知れない。戦争中は常に一瞬一瞬が感謝だった。」 著者は人間関係の苦労も経験し、落ち込んだりもしているが、反省を踏まえた言葉に励まされ、勇気づけられる。2016/05/29

るる

3
ボランティア展示参考資料。 国際協力で実際にこういう活動をした、という実績報告というよりは、NGOで働いている女性の人生観、仕事観を全面に出していて自己啓発的要素が強かった。困難にどうやって立ち向かっていけばいいのかと示唆してくれる本。 支援とは、「食料に困ってる人に魚を渡すでなく、釣竿を渡すでなく、釣竿の作り方を教えることだ」2016/04/22

Y田トモコ

1
木山さんが友人の結婚式でスピーチされていたので、読んでみました。国際自立支援、ふだんふれることがないので構えながら読んだものの、幸せとはなにか、お金で買えるものは失ってもいい、人が変わってもよくなるとはかぎらない、全体をみとおす、自立を助けるのが支援、否定でなく質問など、仕事はもちろん、子育てにだって、日常生活にだって参考にできる内容。失敗談のうえに語られる話ばかりで、なるほどなぁと。日本でも災害ボランティアの調整をしているとのことで、災害大国ニッポンにはこういう立場の人々がもっと必要なんでしょうね。2013/12/12

yanyan

1
よくあるリーダーシップ本を読むのなら、この本を読む方が数倍頭にスッと なじんでくると思う。1組織のリーダーとはいえ、一人の人間であることに違いはないし、迷いや悩みや怒りなど、いつでもうまく感情をコントロールできるわけではない。けれどもそこに強い信念とやり抜く気持ち、そして自分のためではなく誰かのためにある自分を意識することで少しずつ自分も周りも変わってくる。「生きているだけで満点」その言葉を知ることができただけでもこの本を読んだ価値があると思う。2013/08/19

youxi

1
普段から活動を注目&応援しているJENの事務局長、木山さんの著書。「自立を支援する」というJENのミッションについて、具体的にどういうことなのかがよく分かりました。また生と死が身近にある現場にいたからこそ語れる「幸せとは何か」についての木山さんの言葉は深く、胸に沁みました。「喜びも十分に味わったら執着せず手放せばいい」という言葉が一番心に残りました。2011/05/17

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