内容説明
どんな仕事にも求められているチカラ「本当のサービスとは何か」が分かる。おもてなしの極意。
目次
ホスピタリティの実践を目指す仕事のプロたちへ―まえがきにかえて
第1章 人は満足しても感動しない
第2章 サービスのプロが大切にしていること
第3章 感性を磨ける人になる
第4章 サービスの達人たちが持っている「アンテナ」と「レーダー」とは
第5章 相手の幸せのために、まず自分が成長する
第6章 ホスピタリティは人と人との対話から
著者等紹介
高野登[タカノノボル]
1953年、長野県戸隠生まれ。ホテルスクール卒業後、ニューヨークに渡りホテル業界に就職。82年、念願のNYプラザホテルに勤務後、LAボナベンチャー、SFフェアモントホテルなどでマネジメントも経験。90年にリッツ・カールトンでサンフランシスコをはじめ、マリナ・デル・レイ、ハンティントン、シドニーなどの開業をサポートし、同時に日本支社を立ち上げる。93年にホノルルオフィスを開設した後、翌94年、日本支社長として日本に戻る。リッツ・カールトンの日本における営業・マーケティング活動をしながら、97年にザ・リッツ・カールトン大阪、2007年にザ・リッツ・カールトン東京の開業をサポートした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kiisuke
33
自分の置かれた環境がどんなものであれ誰かの役に立つことはできるし、それはまた自分自身の楽しみや生きがいにも繋がります。著者の高野さん、素晴らしい人格と教養の持ち主であるだろうに少しも偉ぶったりいやみを感じさせることなく読者に対しての優しい気遣いさえいっぱいに感じます。私はリッツカールトンのスタッフではないけれど、いつもこんなふうに志は高く持っていたいなぁ。とても勉強になりました。2016/08/02
Toruo555
3
家族にも、仕事にも感性が足りないなと思っていたところに出会った良書。大満足と感動の違い、作業と仕事の違い、、現実的には手間を惜しまないことと時間との兼ね合いをみないといけませんが、時間もお金もかからない「気遣い」が大事だなと痛感した。2011/10/20
りんふぁ
2
自分の仕事に付加価値をつけたく読む。福祉も接客業なので、より良い仕事を提供するにあたり、感動は欠かせないと痛感する。さて、仕事に感動をどううみだすか、考えねば。2022/05/31
Megumi
1
感動しました!高野さんの講演を聞いたことがあったので手に取りました。私も一度リッツカールトンで学んでみたい!2015/01/29
えむかね
1
☆☆☆BS放送の「久米書店」がきっかけで久しぶりに小説以外の本を読んだ。久米書店で紹介されていたのは『至高のホスピタリティ』だったが図書館に無かったのでこの本を読む。リッツカールトンに泊まった事は勿論ないし、これからも泊まる事は無いだろうが、リッツカールトンの考え方が普通のホテルとは一味も二味も違うというのは良く分かる。2014/05/06