内容説明
植民地・帝国主義、国家分断、独裁・虐殺、資源争奪戦、民族・宗教・イデオロギー…歴史から希望を探る、戦争の継続かそれとも平和の維持か。
目次
1 帝国主義の時代―第1次大戦前後(日清戦争―日清戦争で躍り出た日本は列強のアジア戦略に利用された;日露戦争―帝国主義列強の思惑は日露戦争で深まり第1次大戦へ ほか)
2 ファシズムとレジスタンス―第2次大戦前後(アメリカ経済破綻―アメリカ1920年代の繁栄の裏で破綻が準備されていた;第2次大戦―世界大恐慌とブロック経済が第2次大戦の引き金になった ほか)
3 東西冷戦の時代―イデオロギーの戦い(冷戦―冷戦はなぜ第2次大戦直後に起きたのか;民族分割―同一民族のドイツ・朝鮮半島・ベトナムは冷戦で分断された ほか)
4 冷戦後の民族・宗教戦争―ソ連・東欧の崩壊前後(ソ連崩壊―ゴルバチョフは冷戦を終結させたがソ連を再建できなかった;ロシア始動―ソ連は崩壊してCISへ。世界でのポジションはロシアが受け継いだ ほか)
5 現在の国際関係―国連頼みから地域の時代へ(イスラム原理主義―イスラム原理主義の破壊活動が世界を恐怖に陥れた;欧州協力体制―欧州統合への道はメリットと不公平感の間で揺れている ほか)
著者等紹介
青木一能[アオキカズヨシ]
日本大学文理学部教授。主な専門領域は国際関係論、現代アフリカ政治論。世界各地の政治・経済問題の分析のほか、日本の政治・外交・経済への関心も深い。テレビでのコメンテーターのほか、最近ではラジオ番組の報道コメンテーターを務め、硬派な分析・評論が高い評価を得ている。NPO日本政治総合研究所理事、尾崎行雄記念財団常務理事などを通して、社会的活動も精力的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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肉尊
A.T