内容説明
クーエ博士の用いた『患者が自分で治せる精神療法』は、いたってシンプル、習慣にしやすいのが特徴。1日に2回、朝目覚めたときと寝る前にある言葉を20回ずつ言うだけで、自分を心身ともに好転させることが可能になる。本書は博士の簡単でかつ効果抜群の暗示法の重要な部分をすべて網羅。心の中に潜在する驚異的な暗示の力と、その具体的な使用法が先駆者によって詳しく説かれている。
目次
無意識が行動をコントロールする
想像力はすべてを現実化する
自己暗示ですべてが変わる
自己暗示で思い通りの人生を
すぐに効果がでる自己暗示の方法
心と体を癒やす暗示法
クーエ・メソッドの優れた面
自己暗示による治癒のメカニズム
非行少年の治療法
自己暗示による治癒例
あなたを導くクーエの教え
よい子を育てる母親の自己暗示
エミール・クーエ略伝
著者等紹介
クーエ,エミール[クーエ,エミール][Cou´e,Emile]
1857‐1926年フランスのトロワ生まれ。クエイズムとも呼ばれる自己暗示法の創始者。パリで薬学を学んだ後、30年間トロワで薬剤師。ナンシーへ移り、自己暗示法による診断を開始。かたわらロレーヌ応用心理学会会長。ヨーロッパ、アメリカの各地で啓蒙に当たる。クーエ博士は、ポジティブ・シンキングの元祖ともいわれ、催眠術の研究や実験を行うなかで自己暗示による独自の精神療法(クーエ・メソッド)を開発、リウマチ、喘息、結核、がんにいたる広汎な患者を単純な暗示一つで完治させたことで世界的に有名になり、その後の暗示療法、自律訓練法の生みの親になる
林泰[ハヤシヤスシ]
1943年生まれ。千葉大学医学部卒業。東京女子医大第二病院神経内科、社会福祉法人浴風会病院を経て1982年に内科、消化器科、循環器科を中心とする有楽橋クリニック、1987年に鐘ヶ淵クリニック、1989年には医療法人三喜会を開設。日本神経学会認定医、日本医師会認定産業医、日本内科学会認定医、日本東洋医学会認定医
林陽[ハヤシヨウ]
千葉県生まれ。獨協大学外国語学部で英米文学を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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jjm
山下哲実
超運河 良
みかん@道北民
とももん