星海社新書
弁護士が勝つために考えていること

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  • サイズ 新書判/ページ数 202p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061385542
  • NDC分類 327.2
  • Cコード C0295

出版社内容情報

やるからには誰もが勝ちたい「訴訟」を共に戦ってくれるパートナー・弁護士が教える最強の民事訴訟入門とその戦い方のすべて。私たちは「訴訟」のことをなにも知らずに生きている
「訴えたい」と思ったことはありますか? もしくは「訴えられそう」になったことはありますか? ネットワークが発達し、LINEやツイッターなど、コミュニケーション手段が日々進化していく中、かつての生活からは想像もつかないトラブルが発生する世の中になってしまいました。そして、それがどんなに小さな火種でも、訴訟に発展しないとは言い切れません。だからこそ私たちは、紛争解決の最後の手段である「訴訟」を知らずに今を生きる訳にはいかないのです。本書では、訴訟のプロである弁護士が勝つために考えていることを通じて、民事訴訟の仕組みを明らかにするとともに、トラブルを未然に防ぐための思考を提示します。

木山 泰嗣[キヤマ ヒロツグ]
著・文・その他

内容説明

「訴えたい」と思ったことはありますか?もしくは「訴えられそう」になったことはありますか?ネットワークが発達し、LINEやツイッターなど、コミュニケーション手段が日々進化していく中、かつての生活からは想像もつかないトラブルが発生する世の中になってしまいました。そして、それがどんなに小さな火種でも、訴訟に発展しないとは言い切れません。だからこそ私たちは、紛争解決の最後の手段である「訴訟」を知らずに今を生きる訳にはいかないのです。本書では、訴訟のプロである弁護士が勝つために考えていることを通じて、民事訴訟の仕組みを明らかにするとともに、トラブルを未然に防ぐための思考を提示します。

目次

第1章 弁護士が勝つために考えていること―武器編(答えは「弁護士に任せる」ということ;弁護士は訴訟戦略を組み立てる ほか)
第2章 訴訟を利用するために知らなければならないこと―探索編(だれに戦を任せるべきか?;自分にあった弁護士を探すには ほか)
第3章 紛争を解決するために裁判官が考えていること―攻略編(裁判官は何人?;裁判官は話し合って結論を決めるのか ほか)
第4章 訴訟に踏み切るべきか考慮しなければならないこと―リスク&リターン編(法の下の強制力;逃げる相手を追い詰める ほか)
第5章 裁判にならないためにあなたが心掛けなければならないこと―日常編(裁判は弁護士ですら回避したいもの;日常にひそむ感情的なトラブル ほか)

著者等紹介

木山泰嗣[キヤマヒロツグ]
弁護士、青山学院大学法科大学院客員教授。1974年生まれ。神奈川県横浜市出身。上智大学法学部法律学科卒業。現在は鳥飼総合法律事務所にパートナー弁護士として所属。専門は税務訴訟および税務に関する法律問題。数千万から億単位の訴額にも及ぶ税務訴訟で、主に国税を相手に数々の勝訴をおさめる。また、弁護士業務のかたわら、弁護士としての豊富な経験を活かし、法律の入門書やビジネス書など、幅広い執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

163
民訴法の勉強になった。そいえば大学時代にこんな勉強もしてたなと思い出しながら読めた。大学時代に大学の法学教員は法律の解釈の研究を行うのみで原則論が中心だが、弁護士は法の間を見つけてなんとか依頼人のために動くものと教わった。確かにそうだな。2015/01/10

糜竺(びじく)

39
非常に難しいイメージのある裁判ですが、かなりかみ砕いて分かりやすい内容でした。弁護士の間では、民事訴訟はゲームである、というふうに言われる事があるようですが、確かに読んでいて、そのようにも言えるかもしれないと思いました。ゲームとしての民事訴訟のルールやその流れ、裁判官の頭の中の論理的な考え方や意外とも思える判決の出し方。さらには、民事訴訟が持つリスクとリターンの話や、裁判にならない為の考え方や心構えなど、素人の私にも非常に分かりやすく書かれていて、勉強になりました。裁判について知るにはお薦めの一冊です。2018/01/13

morinokazedayori

22
★★★★★著者は税務訴訟が専門の弁護士。税務訴訟を色々と例に出しながら、民事訴訟の一般的な流れや知識と、訴訟に向けた弁護士の「勝つための思考法」が書かれている。ドラマでよく見る法廷シーンは刑事訴訟がほとんどのため、民事訴訟というのが刑事訴訟とは様々な点で違うことに驚いた。良心に従い勤勉に仕事に励む法曹関係者に我々の生活が守られているのだなと、頭が下がる。未知の世界を垣間見れて、興味深く読んだ。2021/03/14

阿輸迦

4
民事訴訟を「ゲーム」と定義しているところが、面白い。ゲームには、ルールがあり裁判官は審判。すなわち、ゲームに強いプレーヤーが勝つ可能性が高い、ということ。訴訟に強い弁護士の特徴は、弁が立つことではない。文章力が凄いのだ。腕のいい弁護士が担当した事件の記録を読むと、自分がかかわった事件ではないのに、不思議と頭の中に情報が入ってくる。2022/01/01

はすのこ

3
弁護士の思考術。2016/01/21

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