内容説明
すばやい意思決定でリスクに対応し、チャンスに変える。経営者と社員が説明責任を果たす。財務報告の内部統制からERMへのロードマップを描く。ERMを戦略策定・経営計画と一体化させる。モニタリング機能により経営の品質を高める。経営者・管理者のためのポイント付。
目次
第1章 持続的成長を脅かす新たなリスクとは?
第2章 新たなリスクにどう対応するか
第3章 トップダウンによる、変化への全社的な対応
第4章 内部統制はERMの基盤
第5章 財務報告のみの内部統制で終わらせない
第6章 ERMを導入・強化する
第7章 内部統制・ERMの品質をモニタリングする
第8章 ERMの将来ビジョン
著者等紹介
神林比洋雄[カンバヤシヒヨオ]
1951年和歌山県生まれ。1975年慶應義塾大学経済学部卒業。1976年アーサーアンダーセン東京事務所入社。朝日監査法人(現あずさ監査法人)で代表社員として会計監査を担当するとともに、各業種にわたるグローバル企業のビジネス戦略策定に多角的に参画する。2000年にリスクコンサルティング部門のアジア・パシフィック責任者を務め、2001年にアンダーセンボードメンバーに就任。2003年に公認会計士としての経験を活かし、監査人の枠と規制にとらわれない独立的な立場からのリスクマネジメント、内部統制、IT統制、内部監査、ガバナンス、コンプライアンスの専門コンサルティング会社である株式会社プロティビティジャパンを設立し、代表取締役に就任。日本におけるリスクマネジメントのThought Leader(実践的先駆者)として数多くの上場企業のコンサルティング業務に携わる傍ら、経済産業省企業行動開示評価委員会の事務局、日本公認会計士協会内部統制検討専門委員会委員、多摩大学大学院客員教授なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。