内容説明
つならないことで落ち込んだり、なかなかやる気が出なかったりと、人は誰しもさまざまな悩みを抱えている。悩むことは決して悪いことではなく、ただ悩み方の方向を間違えると、負のスパイラルにはまる可能性がある。上手に悩んで、素早く立ち直る。幸せになるための心の習慣を伝授。
目次
1章 「落ち込み」から抜け出す「心グセ」(辛いとき、ひょっこり顔を出す「最悪な考え方」;辛いときは自分の言葉に注目しよう ほか)
2章 「うまくいく自分」に生まれ変わる「心グセ」(落ち込みやすい人は「失敗」を「負け」と考える;うまくいく人は、結果に至る過程を楽しむ ほか)
3章 人間関係に疲れないための「心グセ」(「孤独だ」「寂しい」という気持ちをごまかす必要はない;人間関係を三つのグループで考えてみよう ほか)
4章 「もっと自分を変えたい!」ときの「心グセ」(「性格を変えよう」とは思わないほうがいい;表面的な対処法は、内面にも変化をあらわす ほか)
終章 小さな悩みを、大きな力に(目の前の問題を「先送り」してはいけない;「悩み」は問題解決のためのスタートライン)
著者等紹介
最上悠[モガミユウ]
精神科医。うつ病、不安障害、依存症などに多くの治療実績を持つ。日本ではまだ十分に普及していない認知行動療法、対人関係療法における我が国の第一人者。「心の問題であっても、できるだけ短期間で効率的に治す必要がある。それが患者さんの貴重な人生を無駄にしないことになる」というのが持論。薬や遺伝子の研究、サプリメント・ITの精神医療への応用にも積極的に携わっている。職場のストレス領域やメンタルヘルス産業への企業コンサルタントとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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