内容説明
現代生活者のライフスタイルは変化し、多様化している。そして多様化の最大の原因は、IT化に他ならないだろう。もはやターゲットを特定の人物像で捉えるのは不可能に近い。本書ではそれを、その人を取り巻く、その場、その時、その場合での「シチュエーション」で捉える、という新しい発想を提案する。
目次
第1章 シチュエーションに注目する新しいマーケティング
第2章 シチュエーション・マーケティングの3つの基本モデル
第3章 価格戦略とブランド戦略
第4章 実用事例で見るシチュエーション・マーケティング
第5章 ケータイ時代の消費者像と新しいマーケティングの姿
第6章 グローバルな視点から見たシチュエーション・マーケティング
著者等紹介
関沢英彦[セキザワヒデヒコ]
1969年、慶応大学法学部卒業。同年、博報堂入社。1981年、博報堂生活総合研究所設立と同時に移る。現在、同研究所所長。慶応義塾大学文学部非常勤講師
鷲田祐一[ワシダユウイチ]
1991年、一橋大学商学部経営学科卒業。同年、博報堂入社。マーケティングプランナーを経て1999年、博報堂生活総合研究所に移り、現在、主任研究員
ビョルン,ミカエル[ビョルン,ミカエル][Bj¨orn,Michael]
1962年スウェーデン生まれ。日本エリクソン株式会社事業開発本部モバイル・インターネット・ソリューションズ・ゼネラルマネージャー。筑波大学社会工学研究科博士課程にてメタデータベースを研究、1997年Ph.D。エリクソン社(スウェーデン)入社後、消費者研究所リサーチディレクターを経て、2001年より現職。小説家、ジャーナリストとしても活躍
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